昨日は、合計5軒の麺学校の生徒さんとお客さま訪問を行
その中で、非常に上手くいっている店とそうでない店があ
この生徒さんは、既に別の事業を行なっていて、新規事業
但し、麺とかだしの品質自体は問題なく、美味しいのです
また、日本は今年も寒い冬を迎えていますが、冬に合った
おまけに価格の安い商品をたくさん出して、そのような客
そして、こんな状態でやっているのであれば、早く相談し
じっくり落ち着いて考えてみると分かる問題点ですが、思
いつも客先訪問していて感じるのは、ほとんどの上手くい
反対に上手くいっている店、最初に訪問した店等も、昼の
メニューを見ても、女性客を狙っていることがよく分かり
4軒目に訪問した店も、カフェの様な佇まいのうどん店で
やはり、女性とシニアを意識し、客単価は高めな店が、今
こういった内容は、常に麺学校の経営講義でお伝えしています。
是非麺店だけでなく、特に飲食店経営をされている方には聞いていただきたいと思います。
本日も、ドラッカーの名言の解説で、今日のテーマは「ト
17.トップは常に孤独
決断の場面においては、トップは常に孤独である。
(解説)以前に掲載したセコム創業者、飯田亮(いいだ・
「9.部下が全員反対したことをやり、全員賛成した案件
私は決して物わかりのいいタイプではありません。
会議で私が提案したことを部下が全員反対したら、よし、
逆に、部下が全員賛成した案件については、ちょっと待て
部下の意見におもねることはしないから、物わかりのいい
一見、天邪鬼のように聞こえますが、経営者の思考並びに
幾ら部下が反対しようと、これは良いと思ったことは、命
「13.上司が物わかりの悪いタイプの方が、部下が育つ
思うのですが、物わかりのいい上司の下では部下は育たな
部下は頑固な上司を説得することで自分の力をつけるんだ
上司に持つのなら物わかりの悪いタイプがいいのです。」
思い返せば、私が一番成長したと思えるのは、川崎重工、
最初は、徹底的にいじめ抜かれているような気になりまし
今日、何とか仕事が出来ているのも、この時に徹底的に鍛
「22.自分の中の弱い自分に打ち勝ち決断する(主力の
私自身の中でも「巡回警備で十分儲かっている。
何もリスクを負わなくても」と、もう一人の弱い私がささ
両者を併用する安全策を取ってもいいじゃないか。
しかし、逃げ道を作っていたのではもう一段上には上がれ
弱いもう一人の自分をいかに追い払うか。
このときは事業を大きくしようという欲が、ビジョンとロ
これは、セコムが人手による警備で十分に儲かり始めた時
安心領域から逸脱する決断は、経営者にとってたいへん厳
経営者は、現在が既に安心領域でいるとすると、安心領域
これの一番大きな抵抗は、安心領域から出たくない、社内
「24.会社は潰れるからこそ緊迫感を持って経営できる
企業は潰れるからいいんだと思う。
経営に失敗しても救済されるというのでは、緊迫感がない
会社経営は、常にこのような緊迫感を伴っているものです
飯田さんは、会社が潰れることをたいへん肯定的に捉えて
「27.経営者にとって最も避けるべきこと
経営のトップにある者が最も嫌うべきことは「逡巡」では
決すべきことを決せないで逡巡し、一日延ばしにすれば、
これは、現在の日本を見ればよく分かります。
現在の日本が背負っている莫大な借金は、今までの政治家
難しい決定ほど、絶対に先延ばしにしてはいけないのであ
1.意思決定する必要があるかどうかを判断する
【外科医が決定の必要性を見極めるための3つのルール】
①自然治癒や症状の緩和が見込めるときは、定期的な診察
②症状が進行していて、患者の生命が脅かされているとき
③自然治癒は期待できないが、生命が脅かされているほど
2.問題を分類する
①個々の問題は、それの単なる徴候にすぎないところの
②その組織にとっては特殊の問題でありながら、実際に
③真に例外的な問題、特殊な問題
④特殊なように見えるが、これから一般的になっていく
→「一般的」な問題の場合は、ルール、方針、原則、制度
以上の様に、ほとんどの問題は一般的な問題で、それらは
3.問題の本質を見極める
本当の問題を見つけ、それを明らかにする。
この段階では、いくら時間をかけてもかけすぎるというこ
問題の本質は、大抵、見かけとまったく異なると仮定すべ
問題が正しく捉えられているかどうかを確認する一つの方
把握した問題が事実をすべて説明していないなら、問題の
4.意思決定が満たすべき要件を明確にする
「その意思決定の目的は何か」「達成すべき最低限の目標
満たすべき要件を満足させるうえで何が正しいかを知らな
その結果、間違った妥協をしてしまう。
5.決定に対する周囲の賛同を得る
意思決定のプロセスに、周囲の同意を得るという手順を組
実行に当たるべき人たちが、意思決定のプロセスに、責任
6.複数の解決案の作成
意見の不一致を活用する。
意思決定は、相反する意見の衝突、異なる視点の対話、異
7.最善の解決策の選択
リスク、経済性、タイミング、人的制約を考慮して決定す
8.行動を決定に組み込む
決定を行動に移すには、「この決定を知っていなくてはな
9.意思決定の成果を検証する
決定が遂行されている間は、9ヶ月後から1年ごとに、実
更に、ドラッカーは名言集の中で、「事業の成功に必要な
そして、この勇気ある決断とは、ほとんどの場合、現在の
私もそのような体験はいくつもありますが、そのうちの一
以下は、私の著書「儲けを目指さない店が繁盛する」より
・・・すると、同じ機械を使っていても、期待どおりとて
納入業者として、閉店に追い込まれていくお店を見ること
何とか頑張ってほしいとは思うものの、本音を言えば、納
手をこまねいていれば、こちらも倒産の憂き目に遭うかも
「お客さまのお店、そして自分の会社ともども、発展・成
そんなことを考えているうちに、心境が少しずつ変化して
「私のやっていることは、どうも違う、本当にやるべきこ
そんな思いを抱いて仕事をしているとき、ある衝撃的な言
当時はちょうど、コンビニエンスストアのセブン・イレブ
そのセブン・イレブンは、経営が傾きかけた酒屋さんのよ
つまり、「生業店支援会社」がセブン・イレブンの使命だ
これを聞いたとき、私の悩みが一気に解決しました。
当社がこれからやらなければいけないことは、製麺機の開
それからは、「当社は麺専門店繁盛支援会社である。当社
しかし、スタッフたちがどう思おうと、私は言い続けまし
すると不思議なもので、当社がやっていることで、使命に
その一つがメンテナンスです。
むろん、それまでもメンテナンス・サービスは行なってい
しかし、日曜と祝祭日はお休みで、年中無休365日のメ
それは当社にかぎらず、全国の製麺機メーカーどこも同じ
しかし、機械は日曜祝日を避けて故障するわけではないの
「日曜祝祭日もやってほしい」、と思っているお店はいっ
「そうだ! 年中無休のメンテナンス・サービスを開始し
私は即座に、スタッフに提案しました。
それに対する反応は、全員揃って「ノー」でした。
社員にとっては負担が増すだけの話なのですから、反対し
しかし私は説得を続けました。
最終的に半ば無理やり、年中無休のメンテナンス・サービ
同調しなかった何人かの社員が会社を去っていったのは残
これ以上の説得は無理、と割り切るほかありませんでした
こうして、業界初の365日メンテナンス・サービスがス
前述したように、機械は曜日を選ばず故障し、もちろん元
お店の人は、すぐに修理依頼の電話をかけますが、かけた
ところが、思いがけず電話がつながり、すぐに来てくれる
こういうことを地道に繰り返していくうち、お客さまの信
以上の様に、経営者は常に難しい決断の連続ですから、そ
画像は、ラーメン学校の生徒さんの作品事例です。
今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキー