本日のテーマは「瞑想の凄さ」です。
すでに、朝晩はスッカリ秋らしい雰囲気になり、まだまだ暑い日が続くと思っていたのに、今年の夏の終わりは早く、時間の経過の早さには驚かされます。
昨日も朝から東京支店に入り、蕎麦学校の生徒さんたちの作品のチェックを行ない、日々、楽しく、仕事と格闘していると、なお更に、季節の移ろい、時間が飛ぶように過ぎ去ります
朝早く起きて、瞑想していると、さまざまな課題が頭の中で、駆け巡り、私に私の足りない、色んなことを教えてくれます。
今朝の瞑想でも、すべての起きている問題の発生源は自分にあり、問題が自分自身の課題、すなわち、不足している部分を教えてくれていたのです。
すべての正しい答えは自分の中にあるのですが、それが感情の波に影響されて真実を隠してしまっているのです。
朝の静粛な時間の瞑想は、何を置いてもやらなければならない、人生においての非常に大切な習慣であり、心をリセットする瞬間だったのです。
PCもずっと使っていると、内部にゴミが溜まり、動きが正常でなくなると、時々、リセットをかけて、正常な状態に戻す必要があるのと同じように、朝一番の瞑想は、われわれの心のリセットを行なってくれるのです。
謙虚さがなくなり、優しさがなくなり、フレキシビリテイがなくなり、我が強くなり、傲慢になっている自分をリセットしてくれるのは、朝の瞑想であり、自分自身の課題を気づかせてくれるのです。
瞑想に偉大な力が潜んでいて、意志力を高めてくれるのも、瞑想の力であり、顕在意識と潜在意識を結び付けて、希望を実現してくれるのも、瞑想は大きな力を発揮してくれるのです。
昨日のフェイスブックの中で、吉川さんの語録の中に、「ハート、脳みそ、勇気、この3つがないと、人間ではない!(勇気があるのは、目標があるから)」という言葉がありました。
熱いハート、深い思考力、正しいことを正しいと言え、行動できる勇気の3つを常に健全な状態にするのに、瞑想の果たす役割は非常に大きいのです。
ほとんどの人は朝の瞑想を行なっていないと思いますが、やってみれば、効果の大きさはすぐに実感出来るのです。
長い人生において、瞑想のない人生などは考えられず、グーグル等の先進企業でも瞑想を従業員教育に取り入れているのです。
次に効果のあるのは、朝の散歩で、人はもともと2本足走行の動物であり、2本足で歩くのは、一番自然な状態であり、散歩中にも瞑想が出来るのです。
さらに、散歩中には、運動も出来、例えば、30分程度の散歩の場合、3分の普通の歩き方、3分の早歩き、要するに負荷をかけて歩くのを3分間行ない、これをインターバルで繰り返すのです。
長野県の大学の先生の研究により、お年寄りにこのインターバルの歩き方を教えると、筋肉の付き方が大きく変わったのです。
運動は、このインターバルが大切なので、私も現在、室内でのエアロバイクで足を鍛えているのですが、300mは弱い負荷、次の300mは強い負荷、これを繰り返し、3.3km走ると、汗をびっしょりかきます。
また、木々に囲まれた林の中を早朝に散歩をしていると、周りの景色に癒されながら、きれいな空気で心身とも生気が蘇るのです。
最期に筋トレですが、以前の私は、身体の健康を保つには、食事が一番重要と考えて、食事には力を入れてきたのですが、食事だけでは無理であることが分かり、激しい運動の大切さを理解したのです。
毎朝の筋トレは5年前に始めたのですが、筋トレを始めてから低体温症が解消し、それまでは基礎体温が36度Cを割っていたのですが、現在では36.5度Cから37度Cの間で、常に高い位置で安定し、真冬でも、真夏でも寝る間は一切、エアコンなしで眠り、暑さ、寒さにたいへん強くなりました。
自分の健康状態は、自分で良く分かり、体温と大便、小便の状態で、簡単に健康状態を理解することが出来るのです。
健康を保つには、腸を常に良い状態に安定させておくことが大切で、腸の健康状態は便の状態で、簡単に知ることが出来るのです。
日々、楽しく仕事に精出すことが出来るのは、日々、仕事に頑張ってくれているスタッフたちに頑張りのお蔭で、幾ら感謝しても、感謝しきれないくらいです。
本年2月21日から始まった、173日間に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びを終え、最終のまとめに取り組んでいきます。
「マネッジメントへの挑戦」
「しかも、予期せぬ成功は腹が立つ」
長年の主力商品、シンボル的な製品の改善と完成に力を入れている企業が、花形セールスマンからの要求、大事な顧客の求めを無下に断れなく、それまでの製品に、殆ど意味のないような手直しを加え、そのような代物が売れるはずがないと思い、そのようなものが売れることなど望んでもいないのに、その代物が市場を席巻し、主力商品と目論んでいた売上を食った場合、当然、不愉快に感じ、庇を貸して母屋を取られたとこぼすのです。
その反応は、半生を注いできた愛すべき婦人服の座が、望みもせず、好きでもない家電に取られてしまったメーシーの会長と同じであり、まさに予期せぬ成功は、マネッジメントに対する挑戦であり、前述の鉄鋼メーカーの会長は、電炉の提案を却下するとき、「もし電炉が機会であるなら、われわれのトップ・マネッジメントがとうに手を打っていたはずだ」と言ったのですが、マネッジメントが報酬を支払われているのは、その判断力に対してであり、無謬性に対してではなく、マネッジメントは、自らの過誤を認め、受け入れる能力に対して報酬を支払われているのですが、このことを理解しているものは、稀であり、以上の話はスタッフたちに、特に聞かせたい話で、正しい判断力が要求されるのは、トップ・マネッジメントだけではなく、マネッジメントも上にいくほど、判断力の正しさは厳しく要求されるのですが、今日では社内のあらゆる部門が大切な仕事をして、日々、自分で判断することが要求され、特に営業関係者、開発関係者、メンテナンス、総務、企画部門とあらゆる部門が日々、刻々と変化する情勢の中で、常に間違わない判断を要求され、幾ら価値基準を明確にしておいても、出張中の現地での判断で間違えてしまったり、普段の仕事の中での判断を間違えてしまい、成果を上げることが出来ないスタッフがいて、成果が上がっていない部門は特に、判断のミスが多く見受けられ、マネッジメント専門家の場合の判断ミスは、誰にその仕事をさせるかという場合のミスが多く、彼では無理かもしれないが、他に適当な人がいないので、しょうがないから、彼にやらせようとした場合は、ほとんどの場合、問題が起きているのです。
そして、何でもないようなところで、判断ミスをして泣きたくなるような場合もあり、余りにも判断ミスが多い人は、社内での信頼がなくなり、大切な仕事はまず来なくなり、従って、何ごとを行なう場合も、自分は常に正しい判断をしているかどうかを、自分自身で確かめる必要があるのですが、自分がやろうとしている仕事の本質を深く思考し、理解すると、判断ミスすることはほとんどなく、仕事の本質、本当の意味が理解出来ていないので、判断ミスをしてしまうのです。
動物用医薬品業界において、世界の主導的な地位を占めているスイスの医薬品メーカーがあるのですが、扱っている動物医薬品のうち、自ら開発したものは1つもなく、それらの医薬品を開発したメーカーが、動物用医薬品市場に進出するのを嫌ってくれたために、扱えるようになったに過ぎなく、抗生物質を中心とするそれらの医薬品は、もともと人間用に開発したものだったので、獣医たちが注文を寄こしたとき、開発したメーカーは、喜びはしなかったし、ときには売ることを拒否さえし、動物用に調合を変えたり、包装を変えるようなことはしなっただけでなく、1953年頃には、抗生物質を動物の治療に使うことは、「貴重な医薬品の濫用」であると主張するある医薬品のメーカーの医師さえいたので、スイスのその動物用医薬品メーカーは、動物用医薬品としてのライセンスを簡単に取得出来ただけでなく、困った成功から解放されて喜ぶメーカーさえあったほどだったのですが、その後、人間用医薬品は、世界中で激しい価格競争に晒され、しかも行政による厳しい規制を受けるようになった結果、今日では、動物用医薬品が医薬品業界で最も利益率の良い分野になり、その利益を享受しているのは、それらの医薬品を開発したメーカーではないのです。
われわれの周りには、深く理解しようとすれば、上記のスイスの製薬会社が見つけ出したようなブルー・オーシャンの市場は必ず存在するのでが、われわれは、それを探し出す努力をしていないだけで、このスイスの製薬会社も予期せぬ成功を見逃さなかったので、得ることが出来た、チャンスであり、われわれの得意分野の中で、常に新しいブルー・オーシャンのマーケットを探し出すことをトップ・マネッジメントの仕事にするべきで、トップ・マネッジメントのうちの1人だけが、他の仕事は何もしないで、この仕事だけに取り組んでも、大きな価値があり、世の中と、世の中の価値観は変化を続けているので、昨日までは大きな意味がなかったビジネスでも、いつの間にか、ビッグ・ビジネスになり得る可能性があり、われわれは、無限の可能性の海の中で生きているのです。
「気づかない成功」
さらによく起こることとして、予期せぬ成功は気付きさえしないだけでなく、注意もしない、利用もしないまま放っておき、そこへ誰かが現われ、利益をさらっていき、これが起きると、最も危険な状況で、取り返しがつかないことになるのです。
ある病院用機器メーカーが、生物実験や治療テスト用の機器を開発した結果、良く売れ、しかも突然、企業や大学の研究所から注文がきたのですが、マネッジメントは、誰もその報告を受けなかったし、気付かず、狙った市場ではなかったので、多くの優良な顧客がいることを認識せず、セールスマンを訪問させることもしなければ、アフター・サービス網も作らなかったので、5年から8年ほど経ったとき、その市場は他のメーカーに奪われ、しかも市場規模からくる事業の大きさゆえに、新しく現れたメーカーは、病院市場でトップだったそのメーカーよりも、安い価格と優れたサービスを武器に病院市場にも進出してきたのです。
予期せぬ成功に気づかないのは、普通の会社の今日の報告システムが、注意を喚起するどころか、予期せぬ成功の報告をする仕組みがなく、企業や社会的機関の月ごとあるいは四半期ごとの報告書は、その1ページ目において、目標を達成できなかった分野や問題を列挙し、定例の経営会議や取締役会では、目標以上の成果を上げた分野でなく、問題の起こった分野に関心を向けることになり、機会に関心を持つのではなく、問題に関心を持っていて、先ほど紹介した病院用機器のケースのように、予期せぬ成功が新しい市場という定性的なものであるならば、今までに存在しなかった市場なので、毎月の売上数字だけの報告では、その存在さえ教えてくれないのです。
以上のような事件は、中小企業のジャンルで常に起きていて、その市場に依存している中小企業は、いつも脅威に晒されていて、経営資源の乏しい中小企業ほど、外からの脅威に対して、あらゆる方向に注意していても、注意し過ぎと言うことはなく、実は、これとよく似たことが外食の世界でも起きているのです。
例えば、新規開業者がたまたま素晴らしい立地に出会い、大繁盛したとすると、外食の大手だけでなく、あらゆる外食企業が、鵜の目鷹の目でどこかに良い立地はないかと探しているので、思わぬところで繁盛店を見つけると、そこには新たなお客さまがいることが分かり、その繁盛店のレベル、即ち、商品力、サービス力、店舗力を判断して、その立地に参入しても勝てると判断すると、あとから強いライバルが続々と参入してくるので、繁盛したことがあだになって、たいへんな競争状態を引き起こす可能性があるのです。
従って、もし繁盛してもあとから、強いライバルが参入して来ないような立地で開業することが大切で、そこが1等立地、2等立地であれば、後から強いライバルが参入してくる可能性が高いのですが、3等立地であれば、可能性が低くなり、3等立地では、2店舗が戦え、生き残るのに十分な市場がないためであり、上記の病院機器の場合も、大きな市場があだになったのです。
画像は、昨日の蕎麦学校の盛付事例で、生徒さんたちのリクエストで、天ぷら蕎麦を作ってみました。
天ぷらの材料は、小鯵、トウモロコシ、ししとう、イチジク、シイタケ等で、普段、余り天ぷらに使わない材料ですが、なかなか美味しかったのです。
吉川さんはいつもパワー全開です。
今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。