ラーメン屋開業・うどん屋開業・そば屋開業で繁盛店を目指す|名言集 17-60 ピーター・ドラッカー解説(将来についてわかっていること)

うどん・ラーメン・そば店繁盛イベント

 昨日から東京支店に来て、私のセミナーが始まっています。

昨日のタイトルは、「女性、団塊の世代の活躍~麺類店での挑戦~」「利益倍増計画~多店舗展開へのステップアップ~」で、私にとって、初めてのセミナーでしたが、時流に沿い、たいへん面白い内容でした。

本日のタイトルは、「豊かな人材を育成する店舗風土の方程式」で、このレジメも時流に合っていて、いずれのコンテンツも今回の出張中に書き上げました。

そして、来週のドリーム・スタジオ大阪の私のセミナーでは、更に2つの新しいセミナー「オーナー様、店長、スタッフ必聴!~スタッフのモチベーションアッ プセミナー~」「従業員満足度UP=いい人材確保~そのために店づくりをどうしなければならないか~」があり、レジメを現在作成中です。

これらのセミナーのレジメはいずれも、当社の担当者がそのエリアに最もふさわしい内容をお客さまに確認した上で、私に依頼が来ているのです。

私はスタッフたちの要請により、コンテンツを生み出し、レジメを作っているのです。

従って、年中、当社のスタッフたちは私にたくさんの宿題をくれ、それが私にとっては、素晴らしい学びのチャンスになっているのです。

同時にスタッフたちも常にお客さまの声に耳を澄ませ、アンテナを高く掲げ、情報収集に励み、出来上がった私のコンテンツを理解し、お客さまに広める重要な役割を担ってくれているのです。

お客さまに広めるに当たっては、自分自身の解釈で広めたり、深く思考して、更に内容を深めてくれているのです。

こうして、常に当社は私とスタッフたちの日々の進化を計り、知識、知恵を深め、業界に貢献しているのです。

世の中を進化を促進しようとすると、現状を否定し、新しい、あるべき姿の未来を掲げ、その姿に近づくためのあらゆる努力を行なうことなのです。

昨日のセミナーでも、私が強調したことは、他の先進国と比較した、停滞している日本の現状でした。

日本の国内でいると、国全体が停滞しているので、停滞していることが当たり前のような環境にいますが、世界はそうではなく、新興国だけではなく、先進国もどんどん進化、成長を続けているのです。

日本もまったく進化、成長していないかと言えば、そうではないのですが、その速度が遅すぎたり、場合によっては後退したりしているのです。

われわれは、真剣にもっと早く前進しなければ、他の先進国に取り残され、日本が貧しい3等国に成り下がるのです。

日本の強みはまだまだいろんな分野に残されていますが、そのうちのひとつが、私が携わっている食の分野であり、日本の伝統的食文化である、麺の分野なのです。

麺の分野を深く掘り下げれば、周辺も広がり、他が追随できないような強みを持つことが出来ます。

それには、ハードだけではなく、ソフトのパワーが大切なのです。

例えば、時計のジャンルは一時は、スイスを抜いて、セイコーとかシチズンが精度で世界をリードした時代があったのです。

一時は衰退していたスイスの時計業界は、デザインで日本を巻き返し、現在はスイスの高級時計が世界を席巻しているのです。

時計のような一見すると、ハードの世界でも実際に世界を制したのは、ソフトなデザイン力であったのです。

食の世界もまったく同様で、最終的にはソフトの持つ力の勝負になってきます。

日本食には、世界に誇る日本文化がバックボーンにあり、われわれは日本文化を深く理解し、麺の進化に日本文化を取り入れることにより、世界に誇ることが出来るものを作り上げることが出来ると信じているのです。

本日も、ドラッカーの名言の解説で、今日のテーマは「将来についてわかっていること」です。

67.将来についてわかっていること

将来についてわかっている唯一のことは、今とは違うということだ。
The only thing we know about the future is that it is going to be different.

(解説)文章の解釈の方法は無限にあり、上記の文章も非常に抽象的に書かれた文章で、どのようにも解釈することが出来ます。

どのような文章であれば、無限の解釈の方法があり、自分に最も都合の良い解釈で理解し、生きていけば良いのではと思います。

この文章より私なりに解釈すれば、もっと積極的に自分の未来を、自分自身に都合の良いように変えることに参加しても良いということなのです。

ビジネスにおいて成功した人たち、成功の人生を送ることが出来た人たちは皆、自分の未来を望む方向に導いた人たちだけなのです。

もっと言えば、われわれ一人ひとり、自分の人生を生きている間に少しでも、望む方向に沿うように、日々努力している存在ではないでしょうか。

ドラッカーは、著書『創造する経営者』で、未来について、以下のように指摘しているのです。

「われわれは未来についてふたつのことしか知らない。ひとつは、未来は知りえない、もうひとつは、未来は今日存在するものとも、今日予測するものとも違うということである」

そして、「それでも未来を知る方法は、ふたつある」「一つは、自分で創ることである。成功してきた人、成功してきた企業は、すべて自らの未来を、みずから創ってきた。」

もう一つは、「すでに起こった未来」で、「すでに起こったことの帰結を見ることであり、そして行動に結びつける」ことであったのです。
 
例えば、出生率の変化を見れば、今日の日本の少子高齢化は誰でも予測することが出来たのです。

人口動態は、誰でも予測することが出来る未来なのです。

更に、「未来を築くためにまず初めになすべきは、明日何をなすべきかを決めることでなく、明日を創るために、今日何をなすべきかを決めることである」(『創造する経営者』と説いているのです。

以上より、明日のなりたい自分、明日の理想状態をまず自分で選択し、明確にすることが第一番目に大切なことであるのです。

次にそれを成すには、どの様に行動すべきかを明確にする必要があるのです。

従って、主体的に考え、主体的に行動する必要があるのです。

明日のなりたい自分は、大きな夢であり、妄想であり、夢の大きさで自分自身の未来が形作られていくのです。

夢の大きさが大きいほど、障害も大きく、大きな努力、日々の進化が欠かせないだけなのです。

夢の大きさと責任は表裏一体で、大きな夢を実現するには、持っている責任の大きさを理解することなのです。

そして、これらを推進する燃料は情熱であり、実際の手法、テクニックとしては、意志力であり、集中力、更に、経験の豊富さから生み出される直観力なのです。

そして、最終的にはどんな困難な時にも諦めない、忍耐力であるのです。

従って、「ビジネスの成果=責任×夢×情熱×意志力×集中力×経験×直観力×忍耐力」だったのです。

自分が生きてきた証として、もし、自分がこの世にいなかったとしたら、或いは、この業界にいなかったら、この業界が今とは違った姿になっていたかもしれないというのは、たいへん面白いことであるし、人類に対する貢献なのです。

私自身も、もし、私が麺業界にいなかったら、或いは食のジャンルにいなかったら、麺業界、或いは食の業界が違っていたはずだと言われるようになりたいと日々励んでいるのです。

今まで当社が取り組んできたことで、少しでも麺業界が良くなり、麺学校で教えている無化調でラーメン・スープを作る方法を広めることで、ラーメン店に来るお客さまの健康が改善されると言うことになれば、これほど嬉しいことはありません。

人はそれぞれ、その人が持っている価値観の重要度に応じた行動を取ります。

私の場合は、小さい頃からの身体が弱かったことが原因で、健康志向にはたいへん興味を持って取り組んできました。

更に、美味しさ、美しさ等の感性にもたいへん興味があったのです。

従って、私自身は自分自身の価値観から発する使命感を基に、大きな世の中のトレンドに合わせて、自分自身のビジネスを推進し、賛同する人たちを募っているのです。

賛同し、このような考えを学びたいと思っている生徒さんが、当社の麺学校の門を叩いて参加しているのです。

従って、当社の麺学校を卒業し、新規に開業する生徒さんの多くは、無化調、無添加で麺ビジネスをスタートするのです。

もし、私が健康志向でなかったり、或いは、この業界にいなかったら、生徒さんの多くは、当社の麺学校に参加しないで開業し、無化調、無添加で開業していない可能性は十分にあるのです。

こうして考えてみると、未来を形成していくのは、自分自身の意志なのです。

過去の意志、思考が形になったのが、現在であり、現在の自分自身を取り巻く環境はすべて過去の自分自身の意志、思考が形作られただけなのです。

要するに、現在の自分自身の豊かさ、境遇、社会貢献度、影響力等々、すべて自分自身で、長い人生の中で築き上げたものなのです。

プラスの思考をすれば、プラスの人生が得られ、マイナスの思考をすれば、マイナスの人生が得られているのです。

現在の自分の存在は、誰の責任でもない、自分自身の責任なのです。

従って、われわれはもっと、積極的に自分自身の未来に関与し、自分自身と周りに良い影響を及ぼし続けることはたいへん重要なことであるのです。

大きな夢を持てば持つほど、責任も大きくなり、障害も大きくなり、大きな努力、意志力の強さ、集中力、経験の豊富さ、直観力、最終的には大きな忍耐力を要求されるようになるのです。

これらは、人生の修行であり、これを乗り越えながらわれわれは、鍛えられ、育まれ、育て上げられているのです。

要するに、この世はわれわれの魂の修行の場のようなところであると言うことがよく分かります。

企業の中でも、同じような価値観、例えば、良い食を通じて、少しでも世の中を良くしたいと思えるような人たちが集まって、知恵を出し合い、魂を鍛えられて、お互いに進化し続けていくのです。

このような同じような志を持つ人たちの魂の磨き合っている道場のような場所が企業であり、それを取り巻くお客さま方との関係ではないかと思います。

従って、一番の大本はすべて、価値観とそれに伴う使命感なのです。

画像は、昨日の私のセミナーの様子で、多くの熱心な参加者からさまざま質問があり、それに答えながら、進めていきました。

本日は最終日で、初めてのセミナー「補助金セミナー」があります。

講師である専門コンサルタントの庄司さんは、昨年、庄司さんのご指導で、補助金を獲得することが出来た、多くの実績のある補助金コンサルタントです。

昨日、安倍政権から、今年のさまざまな補助金の大判振る舞いが発表されました。

少しでも、皆さまのお役に立つことが出来る様に、時流に合った、このようなイベントを企画しました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

 

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