うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(まとめ)」「業績ギャップは、需給のギャップ、医療の例」

東京支店でのラーメン学校での盛り付けの試作

来月9月1日(火)~3日(木)の3日間、ドリームスタジオ札幌では、私のセミナー他、多彩なイベントが開催され、私のセミナーは下記の通りです。
http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=1197&ref=top

9月1日(火)『オーナー様、店長、スタッフ必聴!~スタッフのモチベーションアップ・セミナー』
9月2日(水)『麺専門店の皆様必聴!麺専門店のレイアウト・事業計画のポイント・儲からない3大要因』、『商品力・サービス力アップ!~他店が追随できない圧倒的な商品力・サービス力の上げ方~』
9月3日(木)「藤井流!女性にウケる店舗とは?」

上記、上記のセミナーのうち、初めてのタイトルは、レジメを作成中で、レジメを作りながら、私自身の学びが深まっていますが、まだ理解が十分でない分野についても、無謀にセミナーを受け、レジメを作り、セミナーを行なうことにより、どれほど、自分自身の学びになるかしれません。

先日も、愛知県の自動車修理組合から、「従業員満足度」について講演の依頼があり、最初は当社に関連のない部分なので、受けないでおこうと思っていたのですが、セミナーを受けることにより、再度深く学習をしなければいけないので、私自身の学びになるので、受けることにしたのです。

本日のテーマは「直観に従う」です。

今週の火曜日、水曜日は本社で、盛付撮影のチェックでしたが、カメラマンが撮影し、その画像を見た途端に問題点を見つけ、直ぐに修正を行ない、撮り直しを繰り返し、修正のたびに出来上がりがだんだん洗練されてきたのです。

画像を見た途端に問題点が見えるのは、直観力の為せる技であったのですが、このように、直観力を働かせることによって、間違いない方向に早く解決することが出来るのです。

画像を見た途端に、問題点が即分かるのは、頭の中に画像処理と分析回路が仕組まれていて、少しでもおかしな状態が見つかれば、自動回路がアラームを出して、修正を加えているのです。

従って、画像を見た途端に問題点が分かるのは、画像について、あれこれ思考した結果、問題点を見つけているわけではなく、画像を見た、瞬時に問題点を見つけているのです。

これはまさしく、直観力であり、直観力を磨くことにより、瞬時に間違わない判断が出来るようになるのです。

直観力を働かせる分野は、私にとって盛り付けだけではなく、会社の財務諸表についても同様で、毎月、総務部門から上がってくる試算表(月次決算表のようなもの)を見ても、細かく分析しないでも、少し見ただけで、直ぐに、総務の担当者が気付いていない、おかしい部分が分かるのです。

商圏分析のチェックとか、お客さまのお店のレイアウトチェックについても、まったく同じことが言えて、見るだけで問題点を見つけることが出来るのです。

これらもすべて、直観力の為せる技であり、最近、あることに気づいたのです。

それは社員との関係においても、問題を抱えている社員は、必ず、何か信号を発していて、大きい問題が起きる前に、小さい信号を発し続けていて、彼(彼女)は少し最近、おかしいとか、変わってきた等の信号を受けていたのです。

そのような信号を最初は、あまり気にせずに、何も対処せずに済ませておいた結果、大きな問題を起こしているので、最初の小さい信号を発しているのを受けた段階で、直ぐに対処しなければいけなかったのです。

特に成果を上げているスタッフが、おかしな言動を取った場合は、あのスタッフは成果を上げているので、このくらいのことは許しておいても良いだろうと考えると、ほとんどの結果、問題を起こしているのです。

成果を上げているだけに、何か問題があっても、直属の上司はそれを上層部に伝えない場合があるのです。

従って、会社の上階層にいけばいくほど、小さいノイズにも耳を澄ませ、目を光らせて、見えにくい問題点を探し出さねばならないのです。

それには、盛付のどこかが少しでもおかしければ、直ぐに見つけることが出来るように、会社の中のどこかに問題があれば、直ぐに問題点を見つけ出し、対処できるようにしなければならないのです。

会社全体が、盛付を見るように見渡せ、どこかに何か少しでも問題点があれば、直ぐにアラームを発することが大切で、トップを含め、会社の上層部は、そのために給料を貰っているようなものなのです。

そして、これは会社全体だけではなく、販売、開発、製造等、社内のあらゆる部門にも、適用出来ることなのです。

そして、これが出来るようになれば、その人は、その部門において、フルに直観力を働かせて、成果を上げることが出来るようになり、閾値(しきいち)を超えていると、言われるようになるのです。

人生を生きていくのに欠かせない、大切な部分において、閾値を超えた人を、人生の達人と呼ぶのです。

本年2月21日から始まった、173日間に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びを終え、最終のまとめに取り組んでいきます。

「業績ギャップは、需給のギャップ」

ここに、似たような問題を抱える産業がもう一つあり、製紙業にも、生産プロセスにかかわる業績ギャップがあるのですが、製紙業界では、このギャップをイノベーションの機会として利用する方法を、まだ開発しておらず、あらゆる先進国とほとんどの途上国が、紙の需要を伸ばしてきたにも関わらず、製紙業の業績はかんばしくなく、史上最高の利益を3年続けると、そのあとで必ず過剰設備と不況の年が5年続くのですが、製紙業界ではいまだに、製鉄業の電炉に相当するものを発見するに至っていないのが、大きな課題なのです。

パルプの繊維が、モノマーであることが認識されたのは80年から90年も前のことであり、これをポリマーによってつくることなど、さほど困難ではないはずであり、無駄の多い非効率的な機械的プロセスを効率的な化学的プロセスに変えることが出来、すでに衣料用繊維については、1880年に開発したレーヨンによって、これを実現しているのですが、巨額の研究開発費を投じているにも関わらず、そのような紙の開発には、誰も成功していないのです。

これらの例が示すように、業績ギャップをイノベーションの機会として利用するためには、まず、解決すべき問題を明確にしなければならず、そして、既知の技術と既存の資源を利用してイノベーションを実現しなければならないので、開発のための努力が必要なのですが、革新的な知的発見を必要とする状況であるならば、起業家の出番はまだ早く、機は熟していないと言うべきであり、しかもイノベーションは、複雑であってはならず、単純でなければならないのと、華々しいものではなく、当たり前のものでなければならないのです。

以上より、よく分かるのは業績ギャップの原因は、需要と供給のギャップであり、需要が供給を上回れば、業績が上がり、需要が供給を下回ったときには、業績が下がり、それをビジネスに非常に有効に活用しているのはフェラーリで、新しいモデルを開発して、もし需要が世界中で4千台あるとすれば、3999台しか作らず、常に需要を少し下回る供給しかしないので、高い価格を守り通せ、同じような戦略を取っているのが、ブランドのルイ・ヴィトンで、フェラーリと同様に、需要と供給のバランスを巧みに操り、決して作り過ぎをしないのです。

高炉一貫製鉄業、製紙業、いずれの場合も装置産業であり、1回の設備投資が巨大で、設備投資により一気に供給が増え、需要を上回り、価格バランスが崩れ、業績が悪化する、業界の構造的要因で、需要と供給のバランスを緩和して、価格下落を防ぐことが出来るのが、製鉄業では電炉であり、われわれのビジネスにおいても、どんなビジネスにおいても、業績が落ちる原因は、需要と供給のバランスが大本の原因であり、その面白い事例がコーヒー・チェーンのドトールとスターバックスなのです。

セルフ式コーヒーは、日本では最初にドトールが口火を切り、その後、スターバックスが参入してきたのですが、今は、スターバックスはドトールの約2倍の売上に達し、私の宿泊するホテルの隣にドトールがあり、たまに利用するのが、気になるのがタバコの臭いで、分煙にはなっているのですが、禁煙席でも匂い、その点、スターバックスは完全に禁煙を貫いていて、タバコを吸わない私でもまったく気にならないし、スターバックスでは、第3の場所を活用して、PCを開き、コンセントを使って仕事をし、価格は、ドトールの1.5倍ほどですが、まったく気にならないのです。

ドトールとスターバックスの差こそ、需要と供給の差で、禁煙を好むお客さま、雰囲気を好むお客さまの数が、喫煙で価格の安いコーヒーを好むお客さまの数を上回り、それぞれのお客さまの需要と供給の差であったのです。

この様に、需要と供給のギャップにより、業績のギャップが生まれているので、業績ギャップの原因になっている需要と供給のギャップに注目することが大切であり、どんなビジネスでも業績を落としているビジネスは、需給ギャップが生じていて、需給ギャップが改善されると、自然に業績ギャップは改善されるのです。

コーヒーの原料である、コーヒー豆の輸入量は漸減しているにも関わらず、セブン・イレブンがコーヒーを始めたり、コメダ珈琲が郊外型店舗で活躍しているのも、需要と供給のバランスで、新しいタイプの需要が増え、古いタイプの需要が減り、需要と供給のバランスで業績が決まり、われわれは常に、新しい需要を創り出していかねばならず、まさに、ビジネスの本質は顧客創造にほかならず、新しい需要の目を見つけ続けることが、マーケテイングであり、それを結果として成功させるのが、イノベーションであるのです。

「医療の例」

社会部部門にも業績ギャップは存在し、先進国における医療サービスは、その典型で、1929年では、医療サービスにかかる費用は、GNPの1%をはるかに下回っていたのですが、そのわずか50年後の1980頃には、病院を中心とする医療サービスは、あらゆる先進国でGNPが増大しているにも関わらず、アメリカでは、7%から11%に達し、しかも医療サービスの生産性は、向上するどころか低下し、サービスの質よりも、費用の方が急激に上昇していて、3倍から5倍の速さで増加し、ドラッカーの想定通り、2012年の日本における対GDP当たりの医療費は、10.3%、ドイツ11.3%、イギリス9.3%、フランス11.6%、アメリカは16.9%に達し、今後も伸び続けることが想定され、先進国では今後も、高齢者人口の増大に伴い、医療に対する需要は伸び続け、しかも費用は年齢と相関関係にあり、医療サービスの費用は、今後さらに急速に上昇を続けるのですが、医療サービスの費用の上昇の現象の本当の原因は、明らかにされているわけではなく、イギリスとアメリカでは、すでに的を絞り込んだイノベーションが行なわれ、成功していて、いずれも国の医療システムの欠陥を機会としてとらえているのです。

イギリスの民間医療保険は成長を続け、専門医による診断と手術を保証する企業内福祉制度として人気を得ていて、イギリスでは、医療費削減のため、政府管掌保険は疾病を優先させ、整形外科については保険金の給付を限定していて、関節炎による股関節の変形など、生命に関係ない手術は数年待たされるのですが、この民間医療保険は、その種の手術についても直ちに保険金を払うのですが、これに対し、医療費の上昇などに配慮せず、あらゆるニーズに応えようとしているアメリカでは、入院費の個人負担が爆発的に上昇していて、そこにイノベーションの機会が生まれたのです。

すなわち、病院機能の解体で、スキャナー、コバルト照射装置、自動検査装置、リハビリテーション装置など、高額の医療器具を必要としない医療サービスが、新事業として続々病院の外に出され、妊産婦と新生児のための宿泊施設的な妊産婦センター、入院や術後措置を必要としない手術のための外科センター、神経科センター、高齢者医療センターであり、これらの医療施設は、病院に代わるものではなく、集中治療や緊急治療の役割は病院が担い、これらの医療部門の新事業は、今日の医療に関わる業績ギャップを、イノベーションの機会として捉えたものであり、これらいずれも、産業や社会的部門におけるイノベーションとして理解し易い例なのです。

まさに業績ギャップが、なぜ大きなイノベーションの機会となるかを教えてくれ、産業や社会的部門の内部では、誰もがギャップの存在に気づきながら、無視せざるを得ず、それに気づかない多くのライバルは、あちらをいじり、こちらを直し、こちらの火を消し、あちらの穴を埋めるのに忙しいので、誰かが行なったイノベーションと闘うどころか、それを検討する余裕さえなく、取り返しがつかなくなるまで気付きもしないのです。

その間、イノベーションを行なったものは、誰にも煩わされることがなく、成果を独り占めでき、社会部門における業績ギャップも、需要と供給のギャップで起きていて、新しい需要に新しい供給が追い付いておらず、古い需要には供給が間に合っていて、需給のギャップが起き、従って、われわれは常に新しい需要の起きている現場を理解しなければいけないので、それには、街に出て、現場を確認しなければいけないのです。

昨日も博多の街に出て、新しい上質な蕎麦店が2時頃でもひっきりなしにお客さまが来店しているのを見て、新しい需要は起きているのに、ほとんどの人は気付かず、古い需要を追いかけ続け、供給過剰で業績が上がらず、新しい需要は、街に出て自分の目で見て、確認する他はないのです。

昨日の東京支店でのラーメン学校で、生徒さんの味と作品のチェックの合間に、私自身の盛付を10点近く試しました。

画像は、その中の1点で、イワシの天ぷらとイチジクの熱い魚介のラーメンです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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