うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「イノベーションの完成、賢明さのリスク」

昨日訪問した「三宝亭」のラーメンのレベルは妥協のない、インパクトのある商品力で多くのお客さまを魅了していました。

来週3月7日(月)から9日(水)までの3日間、ドリームスタジオ名古屋で、恒例のパワーアップ・イベントを開催し、私のセミナーも現在の時流に合わせ、多くの方の悩みである、次の3つ(1.麺ビジネスのイノベーション、2.究極の人手不足解決法はこれだ、3.究極の売上対策)を用意しました。
http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=2832

本日のテーマは「本当のグローバル競争が始まっている」です。

本日は、シンガポールのラーメン学校の4日で実習の最終日で、生徒さんの作品が完成する日でもあります。

生徒さんもスタッフたちも連日の深夜におよぶ作業で疲れ果てていたので、昨日はいつもより早く9時頃には学校を出てホテルに向かい、本日の実習最終日に備えたのです。

学校だけではなく、シンガポールとか東南アジア全般について言えるのですが、室内のエアコンが効き過ぎて寒く、シンガポールでいるときは夏の服装でいるので、外ではいいのですが、室内は寒くて、この温度差だけでも体調に影響が出るので、本日は、室温に気を付けて作業をしようと考えています。

昨日は、朝一番の経営講義の後、残っているスープ作り、トッピング作りを行ない、その後、スープ合わせを行なっていったのですが、私は4時までのスープ合わせを行なうまでの準備の時間に外出して、ジェイソンのラーメン店を始め、当社のお客さまのお店を数店回ってみたのです。

最初に訪問したのはジェイソンの店で、昨年11月に訪問した時に指導した混ぜ麺も早速取り入れ、昼間は長い行列になっていて、商品のレベルもずっと上がっていました。

次に訪問したのは、若い兄弟2人だけやっている「BROTHER RAMEN」で、シンガポールで1台しかない、最新式の自動式の券売機を取り入れ、40席の店を厨房の中は、兄弟2名だけ回せていました。

最後は、新潟からシンガポールに進出してきている「三宝亭」へ行きましたが、特に「三宝亭」は今回の熱心な生徒さんの一押しの店でもあり、私にとって、「三宝亭」は始めてでしたが、多分シンガポールの中では、一番美味しいと思われるレベルで、まったく違う種類のメニューを5品頼んだのですが、どの商品もぶれがなく最高に美味しい出来で、50席の店舗でしが、すべての商品にこれだけぶれなく提供出来るのは、素晴らしいオペレーションです。

「三宝亭」の海外事業ジェネラル・マネージャーの田端さんは、2年前からシンガポールへ来ていて、シンガポールでの展開を進めているのです。

田端さんが強調していたのは、自分たちが本当に美味しいと思える日本の味をそのままシンガポールへ持ってきたことで、現地人の味にこだわっていなく、5品とも味に妥協がなく、たいへんインパクトのあるラーメンでした。

その中でも人気ナンバーワンは新潟醤油ラーメンで、煮干しの雰囲気の非常に強いラーメンで、日本人でさえ抵抗のある人がいるであろうと思われるようなあくの強いラーメンであったのには、一番驚きました。

普通考えると、このような商品は現地の人たちには合わないと思われますが、現地の人たちに非常に支持されている原因は、商品そのもののレベルの高さではないかと思いました。

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どの商品も妥協なく、非常に高い完成度で仕上がっているので、現地の人たちも日本のラーメンの本当の良さを理解し始めているのではと、思いました。

ラーメンがシンガポールへ導入された最初の頃は、日本から来ただけでうまくいった時代もあり、次には、日本で繁盛しているのでうまくいった時代があり、今では、日本で繁盛していようと、或いは現地発であろうと、本当に美味しく、レベルの高い状態でないと繁盛しないような、非常に競争の質の上がった状態になっていることを改めて理解することが出来たのです。

そして、シンガポールは世界の先進都市なので、そのようなムーブメントが早く訪れていると思いますが、そのうち、世界的なレベルでそのようなムーブメントが進んでくるものと想定されます。

海外に出て行くにあたっても、海外市場が日本より良さそうだから、日本は少子高齢化でこれから先の見込みがないから、海外市場に参入するという考えではなく、海外市場においても、これからは日本以上の高いレベルの商品が要求される時代に突入していることを教えられる事例でした。

国内市場もますますシュリンクしていくなかで、競争の質が向上し、より高いレベルの競争状態に入り、レベルを高め合う時代になっているのです。

シンガポールのような日本でない海外市場において、日本オリジナルの日本で好まれているラーメンがそのまま海外で通用していることに、今回は目を開かされる思いがしました。

だから、われわれは常に世界の最新情報、最新の動きに注意し、片ときも安心領域に入らないように、気を配り続けなければいけないのです。

最新の経済の競争は、戦国時代の武士たちが毎日闘いに明け暮れていたように、一瞬の油断が自分の命を落とすだけでなく、一族全部を巻き込んだ厳しい競争状態に入ってきていることを自覚することが大切であるのです。

そして、われわれが行なっているグローバル市場での競争は、平和な時代における事実上の戦争であるのです。

そして、この戦争における最高の戦略は、ライバルよりも、より長く生き残ることであるのです。

丁度1年前の昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

◆イノベーションの完成

これらの例が示すように、創造的模倣は、一般に理解されているような先駆者の失敗を利用するものではなく、それどころか、先駆者は成功していなければならないのであり、アップルは成功していて、先駆者が成功或いは、大成功していて、それを超えなければいけないので、先駆者よりもはるかに大きな努力を要し、先駆者のことを研究するだけでなく、そのビジネスの本質を理解し、そのビジネスにおいて、一番大切なことを見つけ出し、実行しなければいけないのです。

タイレノールによって業界トップの地位を追われたアセトアミノフェンの最初の薬も成功していたのですが、最初にイノベーションを行った者は、自らの成功の意味を理解できていなかったので、先駆者が幾ら成功していても、その意味を理解していないような先駆者のビジネスを見つけ出すのも、成功の秘訣であり、そのビジネスの本質を誰よりも先に理解することが、最終的な勝因になり、アップルは製品中心で、ユーザー中心でなかったので、ユーザーがプログラムやソフトウェアを必要としているときに、新しいハードウェアを供給し、アセトアミノフェンを最初に売り出した者も、自らの成功が意味するものを理解しなかったので、創造的模倣を行う者は、他人の成功を利用し、創造的模倣とは、一般に理解されているような意味でのイノベーションではなく、創造的模倣を行う者は、製品やサービスを発明せず、製品やサービスを完成させ、その位置づけを行うのです。

通常、新しい製品やサービスは、市場に導入されたときのままの形では、何かが欠けていて、いくつかの特性を追加する必要があるかもしれないし、少しずつ異なる市場向けに少しずつ異なるものが必要で、製品やサービスを細分化することが求められているかもしれないので、市場で正しい位置づけを行うことが求められているかもしれず、あるいは、何か欠けているものがあるかもしれないので、創造的模倣は、製品やサービスを顧客の目で見ることなのです。

IBMのパソコンは、技術的には、アップルのそれと差別化できなかったのですが、IBMは初めからプログラムとソフトウェアを提供し、そのうえ、アップルが専門店というそれまでの流通チャネルに固執していたのに対し、IBMは、専門店、シアーズ・ローバックのような大規模店舗、直営の小売店など、あらゆる流通チャネルを使い、消費者が買いやすく、使いやすくし、IBMがパソコンの市場を手に入れたのは、技術よりも、それらのイノベーションによってだったのです。

何にもまして創造的模倣は、製品ではなく市場から、生産者ではなく顧客からスタートし、市場志向であり、市場追随であり、ここにあげた実例の数々は、創造的模倣に必要な条件を明らかにし、すなわち、それは急成長する市場を必要とし、創造的模倣を行う者は、新しい製品やサービスを導入した者の顧客を奪い取ることによって成功するのではなく、彼らが生み出しながら、放っておいている市場を相手にし、創造的模倣は、すでに存在している需要を満たすのであって、需要そのものを生み出すのではないのです。

想像的模倣は、先駆者が市場の中で見落としている部分、或いは消費者の立場で足りない部分を深く理解し、それを満たすことであり、ステイーブ・ジョブズが追放された、初期のアップルは先駆者であり、他社の創造的模倣を許したのですが、ジョブズが再復帰後は創造的模倣者になり、最終的に市場を確保したのです。

◆賢明さのリスク

創造的模倣にも特有のリスクを伴い、しかも、そのリスクはかなり大きく、そのため創造的模倣を行う者は、リスクを分散させようとしてエネルギーを分散させる傾向があり、さらには、状況を誤解して模倣してしまうことがあり、意味のない市場の動きを創造的に模倣してしまうのです。

創造的模倣家として世界一の実績をもつIBMは、これらのリスクに身をもって教えていて、これまでIBMは、オフィス・オートメーション(OA)の主要製品について、模倣によって成功してきたのですが、それらIBMの製品は、模倣からスタートしたものであるために、あまりに多様化し、統合したシステムを構築することが困難になっているので、今後、IBMがOAの分野で統合的なシステムを供給し、トップの地位を維持しつづけることができるかは疑問であり、しかもOAは、おそらく未来の大市場であるのです。

このドラッカーの予言は、現実のものとなり、IBMは長期の停滞を余儀なくされ、ナビスコから転身したガースナーCEOの元で、ソリューション・カンパニーとして再出発し、今日の栄華を獲得していて、多分にこのことは、日本の松下電機でも同じことが言えて、昔はマネシタ電機と呼ばれている位、創造的模倣家であったのですが、これにまい進すると、本来の企業のアイデンテイテイから外れてしまい、ビジネスが曖昧になってしまうので、企業の価値感、使命の明確化は外せないのです。

このリスク、すなわちあまり利口すぎることのリスクこそ、創造的模倣につきものであり、創造的模倣は、きわめて単純なある1つの理由から、ハイテクの分野で最も有効に機能し、ハイテクのイノベーションを行う者は、市場中心であることがほとんどなく、技術中心、製品中心だからであり、そのため彼らは、自らの成功を誤って理解し、自らがつくり出した需要に応えることができないのですが、アセトアミノフェンやクォーツ・デジタル時計の例に示すように、ハイテクのイノベーションを行う者だけがそうだというわけではないのです。

創造的模倣は、市場の支配を目指すがゆえに、パソコンや時計、鎮痛剤など、完結した製品、工程、サービスについての戦略に適しているのですが、総力戦の戦略ほどには大きな市場を必要とせず、リスクも大きくはなく、創造的模倣を行う者が仕事を始める頃には、市場はすでに明らかであり、需要もすでに生まれているのです。

しかし創造的模倣は、鋭敏な触角、柔軟さ、市場への即応性、そして何よりも厳しい仕事と膨大な努力を必要とするので、創造的模倣が安全で、楽な方法であるとは、決して言えないのです。

昨日訪問した「三宝亭」のラーメンのレベルは妥協のない、インパクトのある商品力で多くのお客さまを魅了していました。

海外で、こんなにレベルの高いラーメンが、しかも、インパクトがあり、こんなに煮干しの強いラーメンを本当に外国人が好むのかと思えるような味でした。

また、シンガポールでは、飲食店を省力化する先進的な機器が次つぎと導入され、効率化が図られていたのにも感心しました。

昨日も夜までスタッフたちが頑張りました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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