本社での金曜日の営業会議、土日の2日間の経営ノウハウ講義も無事終わり、テレビ局による夕食を挟んでの取材がありました。
経営ノウハウ講義の後半も取材され、これらの映像は今月17日に放映の予定です。
今回の放映のテーマは地方再生で、さぬきうどんを活用しての地方再生物語で、 このような活用が、少しでも中小企業を元気にすることに役立てばと思い、取り組んでいます。
そして、久しぶりに、本日からドリーム・スタジオ大阪での私の経営セミナーがスタートします。
今回は、私の状態を案じたスタッフの計らいで、スタッフの運転で、車で大阪まで移動することになり、13時から私のセミナーがスタートします。
今日明日が私のセミナーで、関西圏では初めての時流に合った面白い、ためになる内容になりますので、ぜひ、多くの方に御参加戴きたいと思います。
本日の名言集は小林一三(1873年~1957年(明治6年~昭和32年))で、山梨県出身の実業家、政治家であり、阪急阪神東宝グループ創業者で、昭和2年、阪急電鉄社長に就任、昭和4年阪急百貨店、昭和7年東京宝塚劇場(のち東宝)を設立し、政治家としては、昭和15年商工大臣、昭和20年戦災復興院総裁等を歴任した昭和の初期から中期に活躍した、成功した財界人です。
1.事業成功の真髄
事業成功の神髄とは、と問われたならば、何事も軽率に着手しないことと答えます。 着手するまでに十分考え、いわゆるバカの念押しをやってみることが大切です。そのかわり着手したら猛然として進むことは当然です。
2.サラリーマン根性を捨てろ
サラリーマンとして成功したければ、まずサラリーマン根性を捨てることだ。
3.若手を教育する方法
適材を適所に置くということは、口では簡単に言うが、そんなに適材がゴロゴロ転がっているものではない。 責任を持たせて、どしどし仕事をさせるのが一番だ。 ときどき、「馬鹿者!」と頭から小言を言ったり、尻をひっぱたいたりしているうちに、若い人はなんでもできるように育っていく。 私はその主義を実行している。
4.「●●する金がない」というのは甘え
金がないから何もできなという人間は、金があっても何もできない人間である。
5.自分の長所を伸ばせ、常識に囚われない
自分の長所を磨くことを忘れて、無理からに常識にのみよる行動をとる若い平凡人が多すぎて困る。
6.感じの悪い人と先に付き合え
はじめて会社に勤めると、誰しもいちばん最初に交際するのは感じのよい人です。 しかし、私はこれには反対で、まず感じの悪い人に勇敢にぶつかっていくことです。 こういう人は打ち解けると、感じのいい人よりむしろ親切で、本当の味方になってくれるものです。
7.成功するには十歩先が見えるだけでいい
百歩先の見えるものは、狂人あつかいにされる。 五十歩先の見えるものは、多くは犠牲者となる。 十歩先の見えるものが、成功者である。 現在が見えぬ者は、落伍者である。
8.社会で成功するたったひとつの方法
サラリーマンに限らず、社会生活において成功するには、その道でエキスパートになる事だ。 ある一つの事について、どうしてもその人でなければならないという人間になることだ。
9.野心ある若者は大会社より中小企業に就職しろ
今日の若い人々は学校を出て就職する時、名の通った大会社に入りたがるが大会社に入れば一生楽に暮らせるわけではない。 どこでも激しい生存競争はある。 偉そうに振舞えても単なる機構の一部の上で踊っているかかしに過ぎぬ。 中小企業に進んで就職する方がよほど身のためになる。 中小企業で仕事をする ということは、その目的がサラリーマンになることではない。 将来独立自営の主になるのが目的なので、仕事はその見習いが主になる。 したがってサラリーマン 希望で入ったら大いに当てが外れるだろう。 むしろ月給はいらない、手に職を与えてもらう、その道の専門家に生き方を教わる心構えで入らなければならない。
10.アイデアを金に変える秘訣
新しい仕事をするときは人に知ってもらうことが何より大切なことだ。 いくら先見あるアイデアでも、人に知ってもらわないとその価値を発揮することはできない。 だが並のやり方だと広く人に知ってもらうことはできない。
11.成功するために必要不可欠なもの
成功の道は信用を得ることである。 どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない。
12.勝つために徹底的にやる
人生に勝利するには、何より勝つ心がけが必要である。 人が8時間働くなら、15時間働く気概、人がうまいものを食べているときには、自分はうまいものを食べないだけの度胸がなければいけない。
13.出世の3条件(出世の道は信用を得ることである)
1. 正直でなければならぬ。
あの人には気を許すことができないと言われるようでは、信用は得られぬ。
2. 礼儀を知っていなければならぬ。
粗暴な言辞、荒っぽい動作では、これまた信用は得られない。
3. ものごとを迅速、正確に処理する能力がなければならぬ。
頼まれた仕事を催促されるようでは、やはり信用が得られない。
14.どんな仕事でも日本一になる気概で徹底的にやること
下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
阪急電鉄、宝塚歌劇団等、多くの事業を成功させた小林一三の名言集は、当社の麺学校の経営ノウハウ講義で生徒さんたちに教えている内容とぶれていないことが、改めて分かります。
この様に先人の叡智に学ぶことは、時代を超えた素晴らしい学びが得られるのです。
画像は、亀城庵のアナゴ天ぶっかけです。
今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。