うどん・ラーメン・そば屋開業・繁盛店を目指す|「素直、プラス発想、学び好き」について

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本日は、「開業で失敗しないための10ヶ条」の内の 2. 「素直、プラス発想、学び好き」についてです。

日本のコンサルタント会社で大成功した会社に、上場企業の船井総研があります。
創業者の船井先生は若い頃から、コンサルタントとして大活躍した方ですが、創業した頃、クライアントに同じように経営指導をしても、非常に成功する経営者と失敗して倒産してしまう経営者があったそうです。

同じ様にコンサルをしても、成功する経営者もいれば、失敗して倒産する経営者もいて、非常に悩んだそうです
倒産してしまうと、多くの人の人生が狂ってしまう。
そこで、船井先生は失敗者を出さない為に、何が原因かを突き止めて、或ることを発見しました。
それは、成功する経営者の特徴は、

1.素直
2.プラス発想
3.学び好き

の3つが揃っているということが判ったそうです。
その後、この3つの特徴を備えたクライアントしか指導しない様にした結果、コンサルにおいて、失敗が無くなり、上場が出来る様になるまで、成功したそうです。
ビジネスにおいて素直ということはかかせない要件です。

上記の3つの資質を持っていることはビジネスに永く成功する基本だと言えます。
ところが、これらを貫いていこうとすると、どれも簡単ではなく、大変な努力、精進をしなければ、完璧に身に着ける事が出来ない事も事実です。
従って、優れた経営者になるにはこれは必須であると信じて、徹底的に自分自身をこの様に変える事が重要です。
われわれは生まれて来た時は、知識を持っていない状態から、年齢を経るに従い、たくさんの知識を身に付けて成長を遂げていきます。

知識を身に付ける過程において、素直でなければ知識とか、技能を早く身に付けることが出来ないのです。

武道をマスターする手法である守破離の順序と方法は、ものごとをマスターする方法として非常に優れた方法です。

守破離は文字通り、下記の3つのプロセスより成り立っています。

1.→師匠とか先輩を完璧にモデリング(Modeling)する。
2.→完璧に真似が出来ているモデリングの状態から、少しずつ自分の考えを取り入れて、改良(Modify)を加える。
3.→改良を加えた破の状態から、完全に離れて独自のモノ(Innovation)を生み出す。

まず1番目の「守」の段階では、ひたすら素直に模倣することが求められます。自分の解釈や我が入ると完全なモデリングができなくなってしまいます。
最も重要な部分は見える部分ではないので、見えない部分まで見ようとする素直な気持ちです。
見えない部分まで完璧にマスターしなければモデリングは完成しません。それを体得しながら繰り返していると、やがて自分の強みや特徴に合った方法が自然と見つかります。

そして、更に他の書物とか、関係している様々なノウハウに触れる事によって、新しいモノが見つかって、それらが組み合わさり、少しずつ、自分の味を加えていきます。
この過程が「破」、即ち、Modifyに当たる部分です。
自分のやり方で変えていく。

更に、追求を重ねていくと、師匠に教えて貰った方法から逸脱して、自分独自のオリジナルな理論、概念、方法が生まれてきます。
これが「離」、すなわち完全に師匠から離れてのInnovationです。

守破離は日本古来の教えであり、イノベーションを起こす手順としても有効な、非常に理にかなった手法だと思います。
以上のように、素直であることは、ビジネスの成果を出す上では欠かすことが出来ないのです。

Appleはウォークマンをモデリングして、モディファイしてイノベーションを起こしてiPhoneを作った。

ビジネスはシステムですから、いい方向になるように物事を組み立てる。
難しくてどうしょうもないことしか残っていないが、いつかできると頑張ってやることが大切。

ダイソンは掃除機を5千回失敗したが、諦めなかった。
だから、ダイソンの掃除機が世に出すことができた。

次に、プラス発想でいることは、常に心身をポジテイブな状態においておくことです。
ネガテイブな思考、ネガテイブな発言をしていると、自分自身の潜在意識にネガテイブな種を撒いているのです。ネガティブな種を撒き、水分とか栄養を与え続けていると、いつか発芽して、ネガテイブな状態が実現してしまいます。

例えば、自分はお金が無いとか、頭が悪いとか、話すのが下手だとか、とにかく、ネガテイブなことを口にしてはいけません。ネガティブな思考も良くない癖です。

しかし、常に危機意識を持っていることは大切です。
プラス発想でいることと、危機意識を持たないで、能天気でいることと、イコールではないのです。
最後の学び好きは、ビジネスで成功する上には欠かせません。

現在の様に、知識労働になる以前、肉体労働の時代、例えば、明治時代であれば、学校で学んだ知識で生涯生きていくことは出来ました。
ところが、現在は知識労働の時代になり、われわれ知識労働者は、新しい知識を学ぶことにより、進化し、サバイバル競争に勝ち残ることが出来るのです。

周囲の環境変化があまりにも大きいので、学校で学んだ知識だけでは生き残ることが出来ないのです。
現在は既に、生涯学習の時代に入ってきています。

学校を終えて、いったん社会に出れば、学ぶことは必要ないというような悠長な時代ではなくなっているのです。
従って、学び好きで、次々と新しい知識の導入に貪欲にならない限り、生き残ることが難しくなってきています。
だから、素直、プラス発想、学び好きの三つは、ビジネスに外すことのできない重要課題です。

本日は、イベントで多くの方がドリームファクトリーで学ばれています。
また、国士舘大学から弊社に生徒さんたちが企業視察に来社されました。
若さ溢れるパワーで日本を牽引するような人物になっていただきたいです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

※本日の画像は、ドリームファクトリーで開催されているイベントの画像 と 国士舘大学の生徒さん達が会社訪問にいらっしゃいました。

 

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