開業で失敗しない10ヶ条 ネバー・ギブアップ 諦めないこと
ビジネスはシステムで、システムには、必ずタイム・ラグがあります。例えば、人間の身体もシステムで、今、水を飲んでも小便になって出てくるのは、だいぶ時間が経ってからです。今日から、うどん店で商品力を上げたり、サービス・レベルを上げても、今日から即売上が上がることはないのです。売上が上がるのは、暫く時間が経ってからのことになります。
従って、タイム・ラグのあるビジネスを行なう以上、忍耐力は欠かせないのです。
夢が実現しないのは、それは、途中で夢を諦めているからなのです。これは同時に、私の拙い人生を通じての結果であり、永い繁栄を目指すための生き方です。
もし、私が今日、この場所にいることが出来ている原因をひとつ挙げなさいと言われたら、どんな厳しい時にも、諦めなかったことだと言えるかも知れません。エジソンは白熱灯を発明するまでに、約5千回の実験で失敗をしていますが、成功するまで、諦めなかったのです。ダイソンも掃除機を発明するまでに、約5千回の試作品を作っていますが、同じように成功するまで、諦めなかったのです。おまけにダイソンは最初、自分で掃除機を製造することは考えていなくて、世界中の家電メーカーにこの特許を売り込んだのですが、どこも買ってくれなかったので、やむなく自分で作り始めたのです。
成功した人たちは、諦めの悪い人たちばかりなのです。
フォードは、成功するまでに5回も倒産しています。リンカーンは大統領になる前に、8回も落選しています。彼らが栄光の座を勝ち得たのは諦めなかったからです。私などは、恥ずかしくて言えないくらい、たくさんの失敗を繰り返し、現在もたくさんの授業料を、日々払い続けています。
「失敗は存在しない。成功と学習があるのみ」と、言われています。
失敗しているように見えても、諦めなかったら、学習であり、学びなのです。諦めて止めてしまうと、そこで終わってしまい、失敗の歴史が残るだけです。どんなことがあっても諦めないこと、止めないこと、継続が必要なのです。
これに必要なことは覚悟で、絶対に引き返さない覚悟であり、妥協しないことです。
アップルを大成功に導いたステイーブ・ジョブズも言っているのは、ものごとが成功するには、忍耐力が半分以上を占めると言っています。もし、アップル社のステイーブ・ジョブズが自分の信念を貫くのを諦めて、部下の持ってきた、開発途上のipodとか、iphone等で満足してしまったら、現在のアップル社にはなっていません。
だから、諦めないということは常に高い目標とセットになっています。
低い目標であれば、常に、簡単に解決するはずですから。
常に高い目標を掲げ続けて、絶対に諦めないことです。
次は常に安心領域に留まらないという課題です。
何か、難しい課題があって、それに向かって一生懸命に努力し、一旦、解決して出来上がってしまうと、それは、すぐに安心領域になってしまいます。
筋トレに例えると、良く判ります。腕立て伏せが日々のトレーニングの成果で、40回出来るようになったとします。すると、40回以下の回数を幾ら繰り返しても、それ以上に回数は伸びません。出来ないのを無理して、40回以上にチャレンジしていると、いつか、41回、2回と徐々に伸びてきます。
腕立て伏せだけではなく、英会話とか、学ぶことは全て同じです。出来ないところを無理やりやっていて、初めて出来るようになります。
だから、現在、出来ているところは安心領域です。
既存のうどん、そば、ラーメン店が日々の営業でやっていることのほとんどは、この安心領域でやっているはずです。
去年と同じ事をやり続けていると、今の時代は今年の売上は必ず落ちます。
だから、われわれは常に安心領域からはみ出して、現在の持っている力では出来ないことに挑戦し続けていかない限り、進化はあり得ないのです。
安心領域にどっぷり浸かって同じことをやり続けていると、いつか、安心できない状態に陥ってしまいます。そのような状態にならない為にも、常に安心領域から脱出し続けることです。そして、新しい領域に達しても、そこがすぐに安心領域になるので、そこで居続けないことです。
常に新しい、非安心領域を求め続けることです。
常に安心領域からはみ出し、挑戦し続けることが心地よいという習慣を身に付けることが大切なのです。
ギブアップしない為にも ①~⑨までの 項目が非常に重要になってきます
1. まず、情熱です。
2. 次が、素直、プラス発想、学び好きであることです。
3. その次がぶれない、一貫性
4. 周到な準備(失敗する人のほとんどがこの理由)
5. 深い思考(同上)
6. トップを目指す
7. 他店の真似をしない
8. 際立った個性
9. 資金余裕を持つ
~本気度とネバーギブアップ~
麺専門店を素人で、個人で、脱サラ等で開業する方々は、文字通り、人生を賭けた大勝負に挑んでいる訳です。今までの安心領域から逸脱して、自らリスクを 取っての挑戦者です。ここでの、開業動機とは諦めない理由です。そして、新しい事を始める時、自分に確認しておくことは、方法ではなく、その覚悟です。事業は知恵が足りないほど、お金がかかります。そして、未来は今日の信念で変わります。感動や充実感は限界の向こうにあります。うまくいく方法を考える前 に、諦めない決意をすることです。決断出来ない時は、楽をしようとしている時です。決断はいかなる問題も楽しみに変える事が出来ます。成功者とは自分の生 き方を見出した人です。夢がないと、他人がうらやましくなります。利益より優先するものがないと、利益が得られません。やりたくない時ほど、問題が大きく見えます。肉体的疲れは、休めば治ります、精神的疲れは、夢を持てば治ります。最も難しい問題が、最も人を成長させます。成功する人は、他人を笑顔にする 事に集中し、成功しない人は、自分の利益に集中します。どの道も本気で進むと、正解になります。物の豊かさとは得ること、心の豊かさとは与えることです。 成功するのは簡単です、成功するまで諦めないことです。(未来を創造する30の精神より、部分抜粋)
画像は、ガラスの容器を使った涼しい、野菜たっぷりの冷ぶっかけうどんです。
今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。