いつもより短かった夏が終わり、秋に入ったと思うと、冬の気配が漂い始め、今年の季節の移ろいはいつもより早くなりそうで、麺専門店の季節メニューも今年は温かいメニューを早めに充実させた方が良さそうです。
私は今週末からのLAに向けての出張前の準備を行なっている最中で、帰国次第に、セミナーとか、講演が続いていて、そのためのレジメ作成と、作成の下準備のための資料の準備に追われています。
地元の高校から11月に講演の依頼があり、タイトルは「社会で必要な力」で、そのためのレジメの骨子を下記のように準備しました。
「社会で必要な力」
A.社会人としての基本(人間としての基本)
1.心地よい挨拶:自分から先に、人生の秘訣は先に与えること
2.感謝の表明:何事にも感謝
3.自然な笑顔:味方を増やす
4.プラスの言葉:自分自身を変えるミラクル・パワー
5.正しい食事:食事の研究(われわれの身体は食べた食事で出来ている)
6.運動:運動は人間には不可欠
7.瞑想:瞑想は意志力を高める
8.正しい死生観:人は必ず死ぬ
9.長所を伸ばす:短所は気にしない
10.大きい夢:ビジネスの成果=責任×夢×意志力×集中力×経験×直観力×忍耐力
B.ビジネス上においての大切なこと
1.情熱
2.素直、プラス発想、学び好き
3.一貫性
4.周到な準備
5.深い思考
6.トップを目指す
7.真似をしない
8.際立った個性
9.余裕を持つ
10.ネバー・ギブアップ(忍耐力)
こうしてみると、ビジネス上での必要な力は、麺専門店開業における必要事項とまったく同じであることが分かります。
本日からの名言集は鈴木敏文氏で、セブン&アイホールディングス会長であり、中央大学経済学部卒業後、書籍取次大手のトーハンに入社し、その後、イトー ヨーカ堂へ移り、創業者伊藤雅俊の右腕として活躍し、セブン-イレブン・ジャパンを設立後、コンビニエンスストアという形態を全国に広め小売業界を激変さ せた経営者です。
1.変化はチャンスになる。工夫次第で成長は可能だ。
2.流れに乗って、変化を先取りしていくことが重要
3.無理しないと変えられない
スーパーも百貨店も、昔からのやり方に慣れ切っている。
社風を変えようと口で言うのは簡単だが、無理しないと変えられない。
4.顧客から変わらぬ支持を得るには
市場の空白地帯を探り続ける。
顧客から変わらぬ支持を得るには、その努力が不可欠なのです。
5.常に頭の中にあるテーマ
顧客に新しいものを提供する。
私の頭のなかにあるのは常にそのテーマです。
6.真の競争相手は同業他社ではなく、絶えず変化する顧客ニーズ
顧客に本当に満足してもらおうと思ったら、競争相手に勝つのでなく、既存の常識を打ち破らなければならない。
なぜなら、真の競争相手は同業他社ではなく、絶えず変化する顧客ニーズだからです。
7.みんながやるのを見てから始めるのでは遅すぎる
みんながやるのを見てから始めるのでは遅すぎる。
未来から現在を思い描くことで、顧客は、次はどんな新しいものを求めるか、潜在的ニーズを察知し、いち早く応えていくことができるのです。
8.「競争相手に負けない商品をつくる」は顧客にとって何の意味もない
売り手はとかく、「競争相手に負けない商品をつくる」といった発想をしてしまいがちです。
しかし、それを買う顧客にとっては、何の意味もありません。
9.新しいものを生み出すには
新しいものを生み出すには、過去の経験から離れ、未来から現在を考えることが大切です。
10.自己評価が高くても、顧客の満足を得られなければ、単なる自己満足にすぎない
自己評価が高くても、顧客の満足を得られなければ、単なる自己満足にすぎない。
逆に自分たちは負けていると思って差を埋めることばかりに汲々とすると、ものまねに陥ります。
いずれも顧客は離れていきます。
11.売り手側が変わり続けることで、顧客には変わらず満足してもらえる
12.変化はリスクを伴いますが、今の時代、変化しないほうがリスクが高い。
13.価格ではなく、質を競争する時代に入った
消費者と向き合う仕事において忘れてならないのは、今は価格ではなく、質を競争する時代に入ったことです。
14.成功確率を高めるうえで重要なこと
成功確率を高めるうえで重要なのは、妥協はしないという「緊張感」が組織の中で共有され、浸透していることです。
15.販売が伸び続けているときこそ次の商品開発を
今ある商品の販売が伸び続けている段階で次の商品開発に着手し、伸びが止まったらすぐに新しい商品を提供することが大切です。
顧客はおいしいものほど飽きやすい。
16.ロングセラーも改良を
セブンイレブンにはロングセラーの商品もあります。
「冷やし中華」や「ざるそば」は暑い季節には飛ぶように売れます。
これらのロングセラー商品も、実は毎年、質を高め、味を微妙に変えています。
17.心理で動く顧客に理屈で接してはならない。
18.私自身、あらゆる仕事は仮説から始めます。
19.数字の向こうに顧客の心理を読むことが大切
私が日々、売上げデータなどをこまめにチェックするのは、数字の向こうに顧客の心理を読む目的もあります。
20.セブンイレブンの強さは心理学経営にある
数字だけを見るのと、数字の向こうに顧客の心理を読むのとでは、対応が違ってくる。
セブンイレブンの強さは、こうした心理学経営にあるのです。
画像は、先週の経営講義で、毎回経営講義は真剣勝負です。
今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。