うどん・ラーメン・そば屋開業・繁盛店を目指す|名言集 10-2 鈴木敏文

新規開業セミナー・ミニラーメン学校inシカゴ

本日から東京に移動し、明日はラーメン学校の最終日で、生徒さんの作品の最終チェックを行ない、明後日の土曜日からLAに向けて出発します。

27日(月)からミニ・ラーメン学校と、LAでは始めての、私のセミナーが始まり、29日までの3日間ですが、29日午前中は私の時間に少し余裕があり、個別相談に対応出来ますので宜しかったら、ぜひ御参加下さい。
http://www.yamatonoodle.com/
https://www.facebook.com/yamatonoodle?ref=stream

最近、社内で仕事をしていて感じる問題のひとつが、インターフェイスの重要性の問題です。

社会だけでなく、社内も時代の変化に合わせ、ますます複雑化し、社内にもいろんな部門が出来上がり、それぞれ個別の任務を遂行しています。

例えば、当社の場合は、営業部門、企画部門、開発部門、研究部門、麺学校、メンテナンス、製造部門、総務部門等です。

更に、この部門の中でも細かく分かれています。

そして、それぞれの部門が全体最適で、最大の効果を上げようとすると、一番の課題はそれぞれの部門のコミュニケーションが充分取れていて、大切な情報がキチンと共有され、お互いに理解されていることです。

例えば、上記の営業部門をPC本体、企画部門はマウス、開発部門はプロジェクター、研究開発部門はプリンター等々の機器に例えると、いくら個別の機器が存在しても、それをつなぐコードに相当するインターフェイスがなければ、十分な働きをすることが出来ないのです。

当社を含めて、ほとんどの組織で、インターフェイスが充分に機能していないために、組織全体で全体最適化された効果のある仕事が出来ていないのです。

当社ではこれまで、インターフェイスの機能を充実させるために、毎週の経営会議の開催、社内勉強会、私のフェイス・ブックとかメルマガの発行等々、さまざ まな対策を立ててきましたが、それでも十分ではないので、敢えてインターフェイスになる人を育てていくことが重要になってきました。

他部門のことを理解し、自部門との整合性と保つことが出来るような人の育成です。

自部門だけの最適化ではなく、全体最適でものごとを判断出来る人たちの養成で、そのために今回は役員登用を進めています。

今後とも、組織のインターフェイス作りの課題は、複雑化する組織にとって避けて通れない課題です。

本日の名言も鈴木敏文氏で、こうして改めて名言集を読んでみると、鈴木敏文氏のセブン・イレブンに懸ける執念が読み取れます。
http://systemincome.com/main/kakugen/tag/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%95%8F%E6%96%87

21.疑う力が大切

表の数字の裏を読むと、すべての条件が逆転する。
必要なのは「本当にそうか」と疑う力です。

22.示されたデータを鵜呑みにしないことが大切

示されたデータがどこか自分の感覚と違っていたら、鵜呑みにせず、背景や中身を突き詰める習慣を身につけるべきです。

23.売上げの数字は、事前に仮説を立てることによって、初めて意味を持つ

もし、何も考えずに、昨日売れたぶんを補充し、数を合わせるだけの発注をしていたら、販売データを見ても、何の検証もできません。
売上げの数字は、事前に仮説を立てることによって、初めて意味を持つ。

24.相対的な比較ではなく、あるべき姿の絶対の追求を

大切なのは、平均や前年との「相対的な比較」ではなく、あるべき姿の「絶対の追求」です。
常に顧客のニーズに徹底して応えることで、収益を最大化していく。
その結果として、全体の平均値や前年比が高まっていくという発想を持つべきです。

25.「顧客の立場で」数字を見ることが大切

顧客がどの商品から手に取ったか、「顧客の立場で」数字を見ることが大切です。
売り手は「量を多く売りたい」と考えるため、どれが多く売れたか、売れた量に目が奪われがちです。
確かに、量で見るのが一番楽です。
しかし、売り手から買い手へ視点を変えると別の数字が見える。
もの余りの買い手市場では、つねに顧客の立場で数字を見る視点を心がけなければなりません。

26.人間は心理的な動機付けによって行動が変わる

顧客の買い方にしろ、社員の働き方にしろ、人間は心理的な動機づけによって行動が変わる。

27.セブンイレブンの全活動の根底にあるもの

セブンイレブンのあらゆる活動は顧客のロイヤリティを高めるためにある。
高い収益はその結果にすぎない。

28.経営学ではなく心理学で考える

現代の消費は経営学ではなく、心理学で考えなければならない。

29.データは買い手視点で見る

売り手から買い手へ視点を変えると、違ったデータが見える。
マーケティングとは顧客の潜在的ニーズを察知して応えつづけることです。

30.どんなに量が出た商品でも、それは昨日までの売れ筋でしかない

我々は売り手の発想で、どれが一番多く売れたかに関心が向きがちです。
量で見るのが一番楽だからです。
しかし、どんなに量が出た商品でも、それは昨日までの売れ筋であって、明日の売れ筋ではありません。
POSデータを見るときは、売れた時間(期間)と残った在庫の関係から顧客心理を読まねばならない。
そこまで踏み込んではじめて、生きた数字になる。

31.はじめに平均値ありきではなく、店ごとに質を高めることが重要

モノが余り、消費が飽和した時代には一店一店の質が問われます。
それには個別に手を打っていかなければなりません。
A店とB店とでは周囲の環境も、顧客の数も、競合状態も全部異なります。
平均値と比べて高いから大丈夫だ、低いから上げなければならないといった発想ではいつまでたっても店は良くなりません。
はじめに平均値ありきではなく、個別に質を高め、結果として全体の平均値が高まっていくという発想が大切なのです。

32.商品に価格差をつくり、価値を表現する

新しい価値を生み出すため、発案したのが「こだわりおむすび」でした。
これはヒット商品になりました。
200円近い常識破りの価格のおにぎりをコンビニで買うかと事前に調査したら、誰もがノーと答えたでしょう。
それが現物が登場し、従来のおにぎりと一緒に並んでいると価値を感じて手を伸ばす。
矛盾していますが、これが消費の飽和時代の価格に対する顧客心理です。

33.モノの売れない時代には、数字だけでなく奥に潜む顧客心理を読む

ABC分析がいまでも使える商品もありますが、モノを簡単に買ってもらえない時代には、多くの場合、売れた量のデータだけでなく、数字の奥に顧客心理を読まなくてはなりません。

34.全体の平均よりも、自店の壁を突き破ることが重要

全体の平均値や他店の数字ではなく、自分の店の絶対値はどこにあるのかをしっかりと見極めることです。
どこの店がいいかという相対的な比較は顧客の側がすることであって、店側がすることではない。
来店する顧客にどんな商品やサービスを提供すれば、より満足してもらえるのか、各個店が絶対に追求して壁を破ることが重要なのです。

35.平均値の弱点

何かと平均値が気になるのは、一番比べやすいからです。
何かを説明するとき我々はよく「一口でいうと」という言い方をしたがり、相手も聞きたがります。
本当は一口では説明しきれないのに、そうした言い方でわかったような気になる。
平均値と比べたがるのも、これと同じようなものでしょう。

画像は、昨年5月のシカゴでのセミナーの様子です。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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