ラーメン屋・うどん屋・そば屋・パスタ屋開業で繁盛店に|名言集 17-87 ピーター・ドラッカー解説(企業の基本的な機能はマーケティングとイノベーションの2つしかない)

うどん通販の讃匠夏カタログ撮影

 

昨日も本社でのイベントがあり、熱心なお客さまかたが参加されました。

今回のイベントを通じて、2日間との参加しているお客さまが多く、以前と比べて、学ぶことに熱心なお客さまが増えていることを実感しました。

このような熱心なお客さまの中から、マネッジメントを深く理解し、多くの成功者が出てくることを期待しています。

昨日は夕方から日経新聞社の本社から熱心な記者が取材に来て、当社のこと、私自身のことを詳しく取材していきました。

取材に来られる記者の取材を受けていると、その記者がどの位、当社のことを理解してから取材に来ているかどうかがよく分かるのです。

今回の記者は私の「情熱」の本を何度も読み、たくさんの附箋を付けていて、当社のこと、私のことをかなり理解した上での取材であったので、本に書いているような内容を再度説明する必要がなく、スムーズに取材が行なわれました。

情熱の本はこちらからご覧いただけます。

同じように取材を受けても、このように事前準備をキチンと行なっている記者とそうでない記者では、出来上がる記事の内容がぜんぜん異なるのです。

われわれのビジネス全般に言えることではあるのですが、仕事のプロと素人の差は、事前の準備の差であるのです。

何かを行なうときに、事前にシッカリ準備しておくのと、そうでないのとでは、結果は雲泥の差が出るのです。

新規にうどん店、ラーメン店を開業して1年以内の廃業が多いのも、このような事前準備の差によるのです。

昨日も朝一番の私のセミナーの後、2組ほどの個別相談に対応したのですが、「開業前になぜ、当社のうどん・そば・ラーメンなどの麺学校に来なかったのですか?」と言いたくなるような事例があったのです。

本日のドラッカー・マネッジメントの名言録で書いたように、われわれは今、ビジネス環境の中でいて、マネッジメント能力の差で、ビジネスの成否の差が決まる時代に生きているのです。

「なぜ、“うどん県”からチェーン店が出てこないのか 」の論文で、その理由について、香川大学大学院の高木知巳准教授はマネッジメントの大切さについて触れているのです。

「丸亀製麺」「はなまるうどん」「つるまる」――。讃岐うどんを扱っているチェーン店を調べてみると、ある共通点があった。それは、どれも本社がうどんの本場・香川県でないこと・・・。

第二次世界大戦後、レイ・クロックがマクドナルドを創業した当時も、アメリカにはたくさんのハンバーガーを製造販売している店舗はあったのです。

ところが、マクドナルドのように大きなチェーン店になれた店舗は、無かったのです。

マクドナルドとその他大多数のパパママ・ストアーを分けたものは、マネッジメントの有無であったのです。

マネッジメントの理解、マスターこそがビジネスの勝敗を決める重要なツールであり、手段であるのです。

だから、今から新規に開業を目指す人たちに理解して欲しいのは、マネッジメントの理解なのです。

私も今回、ドラッカー・マネッジメントを再度、深く学び始めたことによって、さらにドラッカー・マネッジメントの学びを深め続ける決断をし、コンテンツもかなり出来たので、社内でドラッカー・マネッジメント教室を再開しようと思っています。

それから、再々度のお知らせです。

ドリーム・スタジオ高崎では、来週の22日(日)から24日(火)までの3日間イベントが開催され、私のセミナーも合計3本入っています。
http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=1898&ref=top

現在の時流に合ったテーマばかりで、直ぐに役立つ内容ばかりで、私のセミナー・タイトルは次の通りです。

1.従業員満足度UP=いい人材確保 ~そのために店づくりをどうしなければならないか~

2.利益倍増計画~多店舗展開へのステップアップ~

3.従業員満足度UP=いい人材確保 ~そのために店づくりをどうしなければならないか~

その他にも、補助金について等、新規開業者と既存店の双方に役立つ面白い内容のセミナーとか、イベントを準備して、御来場をお待ちしています。

本日も、ドラッカーの名言の解説で、今日のテーマは「企業の基本的な機能はマーケティングとイノベーションの2つしかない」です。

94.企業の基本的な機能はマーケティングとイノベーションの2つしかない

企業の目的は顧客創造である以上、企業の基本的な機能は、マーケティングとイノベーションの2つしかなく、そのほかはすべてコストだ。

(解説)過去の断崖絶壁から立ち直った企業、最近業績を大きく挙げて、以前とは見違えるような状態に変身した企業を振り返ると、必ず、マーケテイングとイノベーションがセットになり、大きく寄与していることが分かるのです。

反対に断崖絶壁に立ちながら、立ち直ることが出来なかった企業は、マーケテイングとイノベーションが行なわれず、企業生命を閉じてしまっていることが分かります

これは生物の興亡の歴史とも、大きく関連しているのです。

人類は、過去地球上で栄えたさまざまな生き物の中で、現在は頂点に立っていますが、過去ずっと頂点に立っていた訳ではないのです。

地球が誕生して46億年ですが、生命の誕生は海が出来てから32億年前に、原始海水の中で単細胞が出来たのが始まりで、その原始細胞がさまざまな地球上のあらゆる生物に進化したと言われています。

従って、われわれの祖先は最初、海の中で暮らしていたのですが、海の中の激しい生存競争の中で、弱い種であったわれわれの祖先は、常に強い種に追われ、生き延びるために、陸上に逃れてきたのです。

陸上でも、強い種に追われて、木から木へ逃げ、集団で大型獣を倒し、生き延びる術を見つけてきたのです。

そして、食糧としての大型獣が少なくなったために、約1万年前から狩猟生活を終え、定住して穀物栽培を始めたのです。

過去、何十万年にも及ぶ人類の歴史の大半は飢餓との闘いの歴史でもあり、地球の地殻変動、大きな環境の変化を乗り越え、イノベーションを起こしながら、 生き延びてきて、人類の数を増やし続けてきた歴史でもあり、われわれの祖先は、常に生き延びるために、イノベーションを起こしながら、地球上で繁栄を続け てきたイノベーションの見本のような存在なのです。

原始時代から、中世、近代、産業革命を経て、現代に移行するに当たり、われわれ人類を取り巻く環境も大きく変化し続け、われわれは生き延びるために、食物 を得た生活から、食物を得るのも、生きるのに必要なあらゆることがビジネスとして行われ、ビジネスを制することがすべてを得ることが出来る時代になったの です。

ビジネスの複雑さもこの100年で、ますます混迷の度を深め、われわれ人類は、ビジネスの本質を学び、実践し、試行錯誤を繰り返しながら、時にはビジネスの敗者になり、時には勝者になり、ビジネスを進化させ続けているのです。

そして、誰よりもいち早くビジネスの本質について深く探求したのが、ドラッカーで、ビジネスをより良く行なう方法を体系的にまとめたのが、マネッジメントで、ドラッカーがマネッジメントを発明したと言われる所以なのです。

ドラッカーはマネッジメントの父と呼ばれるようになり、そのマネッジメントは、2大要素、即ち、マーケテイングイノベーションから成り立っていることを見つけたのでした。

マーケテイングは、お客さまの未だ満たされていないニーズに着目し、ニーズを解決する手段として、イノベーションを行なうのです。

マーケテイングもイノベーションも、特殊な部門の特殊な能力を持った人たちだけが行なうものではなく、普段のビジネス活動の中で、普通の人たちが意識を持つことにより、普段に行なわなければいけないことであるのです。

新しいイノベーションが起こると、われわれの生活、行動に大きな変化を及ぼし、生活、行動が変わってしまいます。

そして、暫くすると、そこに更に新しい不便が発生し、新しいニーズが起こるのです。

例えば、ウォークマンが発売され、行き渡り、ウォークマンが当たり前になったころ、ウォークマンの問題点を感じていた人は多くのユーザーの中にいたはずです。

私もその中の一人で、MDのウォークマンを使っていて、新しい曲を聞こうとするたびに、メデイアを差し替えなければいけない面倒さを感じていたのです。

そして、ステイーブ・ジョブズがipodを発明して、それを使った時に初めて、これこそが、私が欲しかったものだったと気づいたのです。

ウォークマンはソニーの商品で、本当はソニー自身が、ウォークマンが売れなくなるような、ipodのような商品を発売しなければいけなかったのです。

イノベーション体質のなくなっていたソニーは今、存亡の危機に立ち向かっています。

反対にイノベーション体質のアップルは、株式価値世界一の企業になっているのです。

従って、大切なことはイノベーション体質であり、マーケテイング体質であり、そのような企業文化を築き、どんなに現在成功していようと、常にお客さまに現 状の商品の不便な問題、より良くするためにどのようなニーズを持っているかを尋ね回ることなのです。(マーケテイング)

「今は出来ないと思うけれど、こんなことが出来たらいいな!」というようなお客さまのニーズを拾い続けることなのです。

そして、これを実現していくのがイノベーションで、お客さまでさえ出来ると思っていないことを実現してみせるのです。

「出来ると思わなかった!」と言われることが、イノベーションに対する、最も素晴らしい賛辞なのです。

要するに、自社の最も売れている商品が売れなくなるような商品を作り上げることがイノベーションに繋がるのであり、これをしないで、売れ続けているので、 売れなくなるまで、待っていようとしていると、売れているのを見て、ライバル他社が自社の商品より、もっと素晴らしい商品を発売されてしまうと、自社の地位が危うくなってしまうのです。

これはソニーがウォークマンを通じて、われわれに教えてくれた貴重な教訓です。

従って、大切なことは会社の体質であり、会社の文化であったのです。

常に、「こんなことが出来たらいいのに!」を社内、社外で探し続けるのです。

そのためには、会社のトップから末端まで、イノベーション体質を持ち、常に外向きで、このような情報を探し続けることが必要なのです。

そして、変わるためには、まずトップが外向きであり、トップが常にそのような情報に耳をそばだてている必要があるのです。

このような会社の未来を創り続けることにトップは、大半の大切な時間と使うこともトップの時間管理の重要事項であるのです。

併せて、マーケテイングには、外部のお客さまに対するマーケテイングとしてのエターナル・マーケテイングと、内部の顧客である従業員に対するマーケテイン グとして、インターナル・マーケテイングがあり、当然、外部よりも内部のインターナル・マーケテイングの方がもっと大切なのです。

昨日も、本社でのイベントが開催され、私のセミナーと個別相談が2組入っていました。

個別相談の合間に、讃匠の夏カタログの商品撮影用の予行演習があり、私が盛り付けの仕上げを行ないました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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