うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(下)」「起業家社会、われわれが必要とする社会、恵みは苦しみとなる、イノベーションと起業家精神を当然とする社会」

ラーメン学校での、生徒さん作品の修正後の画像
本日のテーマは「本気度」で、難しい問題の解決ほど、本気度が重要であるのです。

私の過去を振り返ってみると、非常に上手くいったことと、そうでないことの差は、本気で向き合っていたかどうかによることが分かります。

特にやっかいで、難しい問題ほど、先送りにしたがるのですが、難しい問題ほど先送りにしないで、本気で早く問題解決すべきなのです。

そして、難しい問題の解決が出来るのは、取り組む本気度で、本気でないと、問題が難しければ難しいほど、解決が出来ず、難しい問題を解決出来るのは、本気度の高い人だけなのです。

多くの人は難しい問題を先送りし、或いは難しい問題から回避しているので、問題が更に大きくなっていくのです。

従って、問題が難しければ難しいほど、本気度を余計に高めて、真剣に取り組む必要があることを私自身の体験が教えてくれました。

難しい問題を真剣に取り組んでいない場合は、いろんな理由を付けて、難しい問題から逃げていたのです。

私だけでなく、社内のスタッフも同様で、何ごともやり遂げている人とそうでない人の差は、本気度で決まっているのです。

入社以来、なかなか成果が上がらない人がいるのですが、今度こそは、この人に成果を上げて欲しいと思い、相応しいポジションを与えても、本気度が足りないので、成果になって現われないのです。

すると、信頼がなくなり、そのような人には、だんだんと重要な仕事を任せることがなくなり、下手間仕事のような仕事しか、させられないのです。

当社はいつも背伸びをしているので、私を初め、スタッフたちにとっては、最初は出来ない仕事ばかりなのです。

しかし、出来ないところを、無理をしてやっていると、いつしか出来るようになるのです。

特に開発関係の仕事は、過去は出来ていなかった仕事ばかりなので、新しい、難しそうな仕事の相談を受けると、担当者によっては、直ぐに出来ないという返事をしたがるのです。

ところが、過去出来なかったことをやり続けて、出来るようにするのが、今からの開発の使命であり、重要な任務であるのです。

簡単に出来ることは、すでにライバルも行なっていて、簡単に出来ないこと、ライバルが出来ないことをやり続けていかない限り、お客さまから信頼されるトップメーカーとして、勝ち残ることは出来ないのです。

現在の日本のような右肩下がりの社会の中では、多くのビジネスマンは、売上も業績も右肩下がりが当然のような気になっている人が多く、これを当たり前と捉えている人が多いように思います。

現在の日本は、総人口はそれほど減少しておらず、15歳から64歳までの生産年齢人口が大幅に減少しているので、ビジネスによっては、売上を大きく落としているのです

特に、若い人を対象のビジネスの市場は、大きく減少しているのが現状です。

ところが反対に、65歳以上の高齢者の市場は拡大を続け、介護関係、葬儀関係等高齢者関連のビジネスは、これからも拡大を続けることが想定されているのですが、対応する人手が足りないのが、現状の日本の大きな課題です。

この様にしてみると、足りないところはビジネスのニーズの大きな部分であり、これからの大きな可能性のある部分でもあるのです。

私のお袋も若いころは、トラックの助手台に乗り、お客さまの店へ行き、製麺指導をしてくれていたのですが、今年の3月に骨折し、車椅子生活になってしまったので、余計に介護ビジネスを身近に感じるのです。

昔であれば、社会のインフラがなく、介護状態の人を長く生かせておくことが出来なかったのですが、現在は医療の発達により、意識がなくなり、植物人間になっても長く生存することが可能な時代になっているのです。

最近もあるお客さまから、介護用麺類を製造する製麺機の依頼がありました。

普通より柔らかい麺で、おまけに3cm程度の長さの非常に短い麺?でなければいけないのです。

私の創業した40年前では、考えられないような製麺機の要望ですが、世の中の変化の大きさを感じさせる出来事なのです。

この様に、一方では国内需要が減少しているのですが、一方では今までにない新しいニーズが、高齢化と共に、次つぎと起きているのです。

そして、このようなニーズに気づき、上手く対応できる業者は、まだまだ少ないのです。

ビジネスはまさに変化対応業であることがよく分かりますが、ビジネスを右肩上がりで伸ばし続けていこうとすると、このような変化に本気で対応することしかないのです。

そして、本気でこのような変化を見つけ出し、受け入れ、自分が変化の中心で居続けることしかないのです。

そのためには、常に成功体験を忘れ続けていくことが大切であり、成功体験を持ち続けない組織であるためのDNAを社内に植え付けなければいけないのです。

今日も朝から散歩、筋トレで汗を流しながら感じたのは、年齢とともに、若い人より余計に頑張らないと、加齢と共に、衰えていく分をカバーすることが出来ないのです。

再々度、触れますが、当社の40周年を記念して、当社の正規ユーザーさまに限り、当面、麺学校の2日間の経営講義の授業料を無料にして、再度、最新の情報、ノウハウの提供と、もし、悩んでいるユーザーさまがいれば、悩み解決の場にしたいと思ったのです。

2日間の経営講義は、土日の2日間で、受講出来、東京と香川でほぼ毎月開催しているので、気軽に参加できると思います。

但し、通常の麺学校の生徒さんがいらっしゃるので、当社のユーザーさまは、毎回3名までと限定させて戴きます。

少しでも、お客さまの成功に役立てばということで、このような企画を考えてみました。

悩んでいる方の一番の課題は、誰に相談するかということで、相談相手がネガテイブであったり、利益関係者である場合は、正しいアドバイスを受けることが出来ない場合が多いのです。

経営者は、苦しい時も精神的に安定で居続けることが非常に難しいので、誰か相談者がいれば、案外うまくいく場合が多いのです。

『People want to help you. (You just have not asked.)』人々はあなたを助けたがっているのです

本年2月21日から始まった、91日間に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びを終え、さらに学びを深めるために、5月26日より7月5日まで41日間の復習を進めてきましたが、さらに理解度を増すため、再再度、チャレンジし、自分自身を大きく変えるのに役立てていきます。

起業家社会

Ⅰわれわれが必要とする社会

「それぞれの世代がそれぞれの革命を必要とする」とは、トーマス・ジェファーソン晩年の言葉であり、同時代のドイツの偉大な詩人ゲーテも、その保守性にもかかわらず、「存在の理由はなくなり、恵みは苦しみとなる」と、晩年同じ気持ちを謳い、いずれも、啓蒙思想と、フランス革命がもたらしたものに対する幻滅を表し、この彼らの言葉は、150年後の今日、あの偉大な約束である、福祉国家がもたらしたものについても言え、真に困窮した者、障害ある者のためにプロイセンで生まれ、世界に広がり、やがて、すべての者の権利となり、今や、生産的活動に携わる者すべての負担となっている福祉国家について言えるのです

イノベーションと革命の違いは何かについて、思考を加えてみると、ウイキペデイアによれば、革命(かくめい、英語: Revolution、レボリューション)とは、権力体制や組織構造の抜本的な社会変革あるいは技術革新などが、比較的に短期間に行われることで、対義語は保守、改良、反革命などで、「レボリューション」の語源は「回転する」の意味を持つラテン語の「revolutio」で、ニコラウス・コペルニクスの科学革命で使用され、後に政治的変革に使用されるようになり、また漢語の「革命」の語源は、天命が改まるとの意味で、王朝交代に使用され、革命は人類の歴史上、さまざまな方法や期間、動機となった思想によって発生し、その分野には文化、経済、技術、社会体制、政治体制などがあり、技術革新では農業革命や産業革命、社会変革ではフランス革命やロシア革命などで、革命という言葉は様々な分野・概念に派生しており、何が革命で何が革命でないかの定義は、学者の間で議論が続いているのです。

一般に革命という概念は、正当性を備えている既存の政治秩序を変更させる政治的活動と関連しており、歴史的には1688年の名誉革命や1789年のフランス革命などの市民革命を挙げることができ、近代以後の政治理論においては革命の概念は、古い政治秩序の破壊と新しい政治秩序の構築をもたらす動態的かつ抜本的な変革を意味しているのです。

以上のように、今回のドラッカーが使用している革命は、政治的な革命であり、産業革命等の技術革新はイノベーションに関連した革命であり、新しいイノベーションを起こしても、いつしか既成の事実になり、次の新しいイノベーションを必要とし、いったん起きたイノベーションの中で生きている人たちの思考と行動により、イノベーションの結果はどのようにでも、変化し、未開の地で暮らす人たちは、イノベーションを必要としなかった人たちで、従って、いったんイノベーションを起こしても、そのイノベーションはいつしか、既成の事実になり、新しいイノベーションを必要とするのです。

◆恵みは苦しみとなる

組織、制度、政策もまた、製品やサービスと同じように、生命を失ったあとも生き延び、それらのものは、目的を達したあとも生き延び、目的を達せられなくとも、生き延び、一度できあがったメカニズムは生きつづけるのですが、そのメカニズムの設計にあたって前提とされたものは、先進国の医療制度や年金制度の前提となっていた100年前の人口構造のように変化し、無効になっていて、まさに、「存在の理由はなくなり、恵みは苦しみとなる」のであり、日本の年金制度も人口減に基づいて設計されていなかったので、現在、大きな矛盾をはらんでいるのです。

しかも、ジェファーソンの時代以降明らかなように、革命は解決策にはならず、革命を構想し、方向づけし、コントロールすることはできないだけでなく、それは間違った人間に権力を与え、さらに悪いことには、当然のことのように、結果が約束の逆となり、1826年にジェファーソンが亡くなって数年後、政府と政治の偉大な解剖家アレクシス・ド・トクヴィルは、革命は、体制の牢獄をなくさず、拡大するのみであると指摘し、事実、フランス革命の後に残ったものは、革命前の足かせだった制御不能な官僚システムへの従属であり、政治的、知的、芸術的、経済的活動のパリ集中で、ロシア革命がもたらしたものも、土地耕作者に対する農奴制、全能の秘密警察、腐敗しかつ硬直化した強圧的官僚システムで、まさに自由主義者や革命家が激しく攻撃したツァーの体制そのもので、同じことは、毛沢東の死の舞踏ともいうべき文化大革命にも起こったのです

われわれはすでに、革命が幻想だったこと、19世紀最大の幻想、いつわりの神話だったことを知っていて、希望でも黎明でもなかったことを知っていて、
革命は成熟による腐敗から起こり、破綻から起こり、自己革新の失敗から起き、しかもわれわれは、理論、価値など、人の心と手によるあらゆるものが、歳をとり、硬直化し、陳腐化し、苦しみに変わることを知っているのです。

◆イノベーションと起業家精神を当然とする社会

かくして、経済と同様に社会においても、あるいはビジネスと同様に、社会的サービスにおいても、イノベーションと起業家精神が必要となり、イノベーションと起業家精神が、社会、経済、産業、社会的サービス、企業に柔軟性と自己革新をもたらしてくれるのは、まさにそれが、一挙にではなく、この製品、この政策、あちらの社会的サービスというように、段階的に行われ、青写真ではなく、機会やニーズに焦点をあてるからであり、暫定的であって、期待したような成果、必要な成果をもたらさなければ消え去るからであり、言い換えるならば、教条的ではなく現実的であり、壮大ではなく着実だからであるのです。

イノベーションと起業家精神は、ジェファーソンが、それぞれの世代の革命によって実現することを望んだものを実現し、しかも流血、内戦、強制収容所、経済的な破局なしに、一定の目的と方向性とコントロールのもとに実現するので、われわれが必要としているものは、イノベーションと起業家精神が、当たり前のものとして存在し、つねに継続していく起業家社会であり、ちょうどマネジメントが、現代のあらゆる組織において特有の機関となり、われわれの組織社会を統合する機関となったように、イノベーションと起業家精神も、われわれの組織、経済、社会における生命活動とならなければならないのです。

そのためには、あらゆる組織のマネジメントが、イノベーションと起業家精神をもって、正常にして継続的な日々の活動、日常の活動としなければならず、まさに、マネジメントに課されたこのような課題を遂行するうえで、必要な原理と方法を提示することが、本書の目的であり、革命のように流血で社会の秩序を大きく変革するのではなく、社会、経済、産業、社会的サービス、企業において、柔軟性と自己革新をもたらしてくれ、一挙にではなく、この製品、この政策、あちらの社会的サービスというように、段階的に行われるのがイノベーションで、イノベーションは、機会やニーズに焦点をあて、暫定的であり、期待したような成果、必要な成果をもたらさなければ消え去り、現実的であり、着実に行なわれるのです。

画像は、東京支店でのラーメン学校での、生徒さんの作品事例の修正後の画像です。

アサリを使ったラーメンであったので、トッピングも思い切り、アサリを載せてみました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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