うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「イノベーションの定期点検、イノベーションの業績評価、起業家精神のための組織構造、既存のものからの分離」

お客さまを訪問しました

本日のテーマは「自家製麺代行業」です。
http://www.yamatomfg.com/daikou/?ref=fb

本日9日(火)から明後日11日(木)までの3日間、ドリームスタジオ福岡で、恒例のパワーアップ・イベントを開催し、私のセミナーも現在の時流に合わせ、多くの方の悩みである、次の3つ(1.麺ビジネスのイノベーション、2.究極の人手不足解決法はこれだ、3.究極の売上対策)を用意しました。
http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=2729

同様に、来週16日(火)から18日(木)までの3日間、ドリームスタジオ大阪でも同じ内容のパワーアップ・イベントを開催します。
http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=2739

残り席は少し、希望者はお早めに!

昨日は昼間に東京でお客さまにお会いし、その新店準備のための試作品の蕎麦をチェックし、夜には羽田から福岡に移動し、福岡でスタッフたちと合流し、夕飯を兼ねて打合せを行ないました。

そこで、当社で最近始めた「自家製麺代行業」が人気になり始め、徐々に希望者が増えてきている話を聞いたのです。

昨今の人手不足を受けて、新規に開業する場合、或いはすでに開業して自家製麺をしていても、人手不足で出来ないが増えてきているのです。

しかし、これらのお客さまも自家製麺の方が仕入麺より、コスト、美味しさ、健康、安全、独自の麺質の確保等で、有利なことを理解している場合が多いのです。しかし人手や資金が足りなければやりたくても出来ないのです。

当社に寄せられている相談にも、さまざまなお客さまの事情が読み取れます。
下記にその事例を幾つかご紹介いたします。

〇〇県のお客さまは、新規に開業しようと考えていて、将来的には自家製麺にしたいが、今すぐには自家製麺の自信がなく、人手の余裕がないので、将来的に自家製麺にすぐに繋がるような方式で麺を仕入れたいと、当社からの仕入麺でラーメン店を始めたのです。

当初から、当社から仕入れていると、いつでも自家製麺にしたいときに、簡単に切り替えられ、レシピも同じで、仕入れ時とまったく同じものが自家製麺で簡単に作ることが出来るのです。

要するに、自家製麺に切り替えるときの、普通であれば起こり得る、さまざまなリスクがまったく無いのです。

〇〇県の純手打ちの蕎麦屋さんは、60歳を超えたので、毎日100食以上手打ちをするのがたいへんになってきて、もし、手打ちと同じ品質の麺を仕入れることが出来るのであれば、ぜひ、仕入れたいと思っていたのですが、今までは手打ちと同じ品質の蕎麦が機械で出来るとは思っていなかったのです。

ところが、当社の坂東太郎で蕎麦を作ったところ、手打ちに負けない蕎麦が作れ、これには本人が驚いてしまったのです。

〇〇県で道の駅を経営しているお客さまは、補助金を使って坂東太郎を導入するように決定したのですが、坂東太郎が納品され、自家製麺が軌道に乗るまでの間、当社からの自家製麺代行業を希望し、つなぎで当社が蕎麦を納品し、最近、機械が導入されて、蕎麦の納品は止まったのです。

〇〇県のお客さまは、ラーメン店を経営しているのですが、イベントで大量に麺が必要になる間だけ、当社からの仕入麺を希望し、その間だけ当社が同じ品質の麺を納品したのです。

今までは、当社の製麺機で、当社がご指導したレシピで自家製麺しているので、まったく同じ品質の麺を、当社がその間だけ大量に、納品することは簡単に出来るのです。

〇〇県のお客さまは、20数年間、当社の若大将を使って、自家製麺のうどん店を繁盛させてきたのですが、高齢になったのと併せ、体調の異変があり、毎日の麺作りが負担になってきたので、その一部を当社に製造委託の依頼がきたのです。

大量に売れる日だけ、当社が製造の委託を受け、大量に出ない日は、若大将で今まで通り、ご自身の自家製麺で通すのです。

或いは、体調の思わしくない期間だけ、気軽に自家製麺代行で、日々提供しているのとまったく同じ麺質で、当社に製造委託が出来るのです。

そうすることにより、お店を休まずに営業が出来ているのです。

そして、さらに高齢化すれば、自家製麺の量を減らし、委託の量が増え、最終的には、全量当社への委託の自家製麺代行になるかも知れません。

まだ、自家製麺代行業は始めたばかりなので、それほど多くの事例が揃っている訳ではありませんが、多くのお客さま方から、熱心な問い合わせが続き、人手不足時代、高齢化時代に向けての麺業界のイノベーションの1つではないかと思います。

「自家製麺代行業」は、人手不足時代、高齢化時代を見据えて、当社の社内から湧き上がった意見に基づいて始めたビジネスではありますが、基本的に当社は製麺機の製造販売が本業なので、「自家製麺代行業」は一見すると、本業とは噛み合わないように見えますが、時代の変化による、お客さまのニーズの変化を捉えると、製麺機メーカーと言えども、取り組まなければならないビジネスなのです。

まさにビジネスの本質は現状否定であり、ビジネスの目的は、お客さま創造であるのです。

その中心にいるのは、われわれでなければいけないのです。

昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

◆イノベーションの定期点検

第2に、イノベーションにかかわる活動全体について、定期的に点検していく必要があり、起業家的たるためには、数年ごとに、自らのイノベーションをまとめて評価しなければならず、「どのイノベーションに力を入れ、推進すべきか」、「どのイノベーションが新しい機会をもたらすか」、逆に「どのイノベーションが期待どおりに進んでいないか」「それらのイノベーションはどうすべきか、諦めるべきか。期限付きでさらに努力すべきか。ただし、いかなる期待のもとにか」を考えなければならないのです。

ある大手医薬品メーカーでは、年に1度、トップ・マネジメント自身が、イノべーションにかかわる活動をすべて点検し、あらゆる新薬開発プロジェクトについて、「望ましい方向に、望ましい形で進んでいるか」「製品ラインに加えられそうか。それともわが社の市場に合わず、他社にライセンスを売ったほうがよいか、あるいはまったく諦めたほうがよいか」を検討し、新薬の開発以外の分野、たとえばマーケティングに関するイノベーションについても点検し、さらには、競争相手のイノベーションについても点検していて、このメーカーが、開発研究費やその他のイノベーションにかけている費用は、他社並みですが、その実績は群を抜いているのです。

◆イノベーションの業績評価

第3に、起業家的たるためには、イノベーションの成果全体を、企業全体のイノベーションにかかわる目標や市場における地位、さらには企業全体の業績との関係において、評価する必要があり、トップ・マネジメントは、たとえば5年ごとに、主な部門に対し、「この5年間、わが社を変えるようないかなる貢献を行ったか。これからの5年間、どのような貢献を行うつもりか」を問わなければならないのですが、そもそもイノベーションの成果は定量化でさないのではないか、いかにすればできるかという問題はあり、事実、イノベーションの重要度は、簡単には測定できず、あるいは厳密には測定しようとすべきでない場合もあるのです。

たとえば、やがて癌の治療につながるかもしれない発見と、明日にでも患者が週3回の病院通いをしなくてもすむようになる医薬品の開発の、いずれが重要かは、明らかにしきれない、あるいは、「重要な取引先を失わないための新しいサービスと、数年後には非常に大きくなるかもしれない市場においてトップの地位を与えてくれる新製品の、いずれが重要か」も同様で、このようなとき、必要なことは測定ではなく判断であり、判断といっても恣意ではなく、主観でさえなく、たとえ定量化はできなくとも、判断はできるので、判断ができれば、単なる主観や推測ではなく、知識にもとづいた合目的的な行動は可能となるのです。

既存企業にとって、とくに重要な意味をもつ問いは、「イノベーションにおいてリーダーシップをとっているか」であり、あるいは、「少なくともリーダーシップを維持しているか」であり、リーダーシップは、必ずしも規模の大きさとは一致せず、リーダーとして受け入れられること、基準の設定者として認められることであり、他に従わされるのではなく、他の先頭に立つことであり、この問題こそ、既存企業の起業家精神にかかわる最も重要な判断基準であるのです。

5起業家精神のための組織構造

前述の経営政策と具体的な方策が揃って、はじめてイノベーションと起業家精神は可能となり、イノベーションと起業家精神に対する障害を除去し軽減することができ、イノベーションと起業家精神のための正しい姿勢をもたらし、適切な手段を手にすることができるのですが、イノベーションを行うのは人間であり、人間は組織のなかで働くので、既存企業がイノベーションを行うためには、そこに働く人間の1人ひとりが起業家となることのできる組織構造をもつ必要があり、起業家精神を中心として、もろもろの関係を構築する必要があり、さらには報酬、報奨、人事制度を、優れた起業家精神に十分報いるものにする必要があり、それらのものが、起業家精神を阻害するようであってはならないのです。

◆既存のものからの分離

新しい起業家的な事業は、既存の事業から分離して組織しなければならないのは鉄則で、起業家的な事業を既存の組織に行わせるならば、失敗は目に見えていて、このことは、とくに大企業についていえるのですが、中堅企業や小企業についてもいえるのです。

その理由の1つは、既存の事業は、それに責任をもつ人たちの時間とエネルギーを奪うからであり、既存の事業には、それだけの価値があり、新しい事業は、既存の事業と比べるならば、さして期待のもてないつまらないものに見え、しかも、悪戦苦闘するイノベーションを養ってくれるものは、既存の事業であり、今日の危機に対しては、今日、対処しなければならず、既存の事業に責任をもつ人たちは、新しい起業家的な事業、イノベーションにかかわる活動を、すべて手遅れになるほど先延ばしにしてしまうのです。

われわれは、すでに30年、40年も前から、既存の事業を担当する人たちは、それらの事業の拡大、修正、調整しかできないことを知っているので、新しい事業は、別の人たちに担当させなければならないのです。

画像は、昨日のお客さまの訪問の折に、十数年前に当社のリッチメンの大型を導入し、大学卒業したてのご子息を当社に研修に送り込み、楽天モールでのラーメンのネット販売で成功したお客さまを訪問しました。

その当時、当社のリッチメンの導入を決定したお父さんは、十数年ぶりの対面でしたが、相変わらずお元気で、ご子息と一緒に、2~3年前に新しく新築した立派な麺工場で仕事をされていました。

当社の製麺機を導入されたお客さまが成功し、規模拡大している様子を見るのは、本当に嬉しいのです。

まだ、お父さんは当社の本社へ来たことがないので、ぜひ、来社されるように、お誘いし、ご子息が研修したころの当社の社員たちも元気で勤務しています。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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