うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「4つの条件、起業家精神のための経営政策、廃棄の制度化」

昨日は出勤してみると、久しぶりの給食で、スタッフたちと一緒に昼食を取ったのですが、こうして並べてみると、それぞれのスタッフたちの食べ物の嗜好が良く分かります。

本日のテーマは「人の基本は歩くこと、歩けること」です。

昨日は久しぶりに、身体の軸を調整してくれる行きつけの接骨院に行ってみたのですが、以前と比べると歩き方が修正されていて、歩き方を修正したために膝と股関節に痛みがあったのが、だいぶなくなってきたのです。

60年以上も歩いていると、歩き方に悪い癖がついていて、それを修正し始めると、今まで使っていなかった筋肉を使い始め、可動域が変わったのに伴い、今まで問題なかった部分に痛みが出始めたのです。

接骨院の若いインストラクターの先生によれば、多くの人は年齢とともに姿勢が変形し、歩き方も姿勢の変形に伴ない、悪い癖がつき、多くの場合、足が外向きになり、又を開いて歩くので、膝と股関節を痛めてしまうらしいのです。

私の場合、自転車で筋トレし、膝は鍛えられ、筋肉がシッカリ付いていたので、膝に来ずに、股関節に障害が起きていたのです。

また、足を外へ向けて歩くと、又を開いて歩くようになり、老人らしい歩き方になってしまうのです。

歩き方に注意をするようになって、数カ月経っているので、だいぶ悪い歩き方の癖が修正されてきたことは自分自身でも分かります。

健康体を作る第一歩は正しい姿勢にあり、姿勢の矯正は常に行なわなければいけない重要なことであるのですが、ほとんどの人は気付いていないのです。

以前の私は身体が不調の信号を発していても、無視して仕事を続けたために、さまざまな病気にかかり、最終的に入院したり、倒れるまで無理していたのですが、最近は身体の不調が自身で判断出来るようになり、以前のように倒れてから医者にかかるようなことがなくなり、事前に自分で判断し、自分で治すことが出来るようになったのです。

病気になるメカニズム、病気を治すメカニズムが分かると、自分で常に自分の身体を良い方向にコントロールすることが出来るのです。

先日も当社のスタッフから、せんねん灸のことを教えられて自分で試してみると、火を使わず、好調であるのと、最近のお灸は以前のお灸と違って、身体に火傷の跡が付かないのです。

私は高松高專の5年生のときに、少林寺拳法3段の昇段試験と川崎重工の入社試験が重なり、熱心に練習をしていたときに、入社試験で急性腎炎が見つかり、入社までに完全に健康体にしておくことが条件の条件付きでの入社試験が合格になったのです。

その結果、即、入院になり、何ヶ月も闘病生活を余儀なくされて、一時は自分は駄目かもしれないと思うくらい、程度が悪くなったことがあったのですが、そのころ、私の祖父はまだ元気で、祖父が私にお灸を勧めてくれ、藁をもすがる思いで、熱さを我慢して毎晩お灸をすえていたことを思い出します。

だから、私の身体は至るところにお灸の火傷の跡が残っているのです。

幸運なことに私の急性腎炎は完全に快癒し、それ以来、腎臓の問題は一切なく、40年前に独立自営を始めてからは徹夜の連続のような仕事の仕方をしてきたのですが、腎炎は2度と患っていないのです。

だから、私はお灸の威力については、今も非常に信頼していて、最近、スタッフがせんねん灸を勧められてから、また、のめり込み始めたのです。

幾つかのタイプのせんねん灸を買ってみると、着火タイプと火を付けないタイプがあり、昔のもぐさを指先で小さく丸めて、ツボの上に置いていたお灸とはまったく異なり、たいへん便利に出来ているのです。

着火しないタイプはもっと便利で、カイロを貼るようなもので、ツボの上に貼っておくだけで、3時間程度丁度良い温度を保つのです。

昨日はまた、紹介された鍼灸院に行ってみて驚いたのは、この鍼灸院もツボの2cm上から線香のようなもぐさをかざすだけで、決してツボに当てないのです。

熱くなってきたら、施術をしてくれている先生に知らせると、先生は次の場所に移動し、約2時間近くかけて、全身を施術してくれたのです。

このようなお灸等も素晴らしい日本文化ですが、なぜか、西洋医学が万能の時代になり、忘れ去られようとしているのです。

しかし、人が病気になるメカニズム、病気を治すメカニズムを理解すると、お灸は健康体を保つために、偉大な力を持っていることが分かります。

常に健康体を保つことの研究をしていると、食べ物の大切さ、運動の大切さ、姿勢、呼吸、免疫力を上げるために、体温を上げる大切さ等々が良く分かるのです。

何ごとにおいても、原理・原則を知ることによって、解決出来る問題はたくさんあり、現在、うどん蕎麦業界の多くの人たちが苦しんでいる、業界の不振を解決する方法はたくさんあるのですが、実行しようとしないのです。

私はお灸のような、現在の日本においては古い伝統的な治療法と思われているようなことであっても、原理原則において正しいと思われることはどんどん取り入れるべきであると思います。

今月から、既存のうどん蕎麦店を元気にするための「第2創業プロジェクト」に取り組んでいきます。

本日も当社の価値感を掲げ続けます。

1. 顧客に深くフオーカスし、絶えざる奮闘精神で、価値ある奮闘を長期にわたって続ける(顧客との深いコミュニケーション)
2. 自己批判(内省、フィードバック、自己とのコミュニケーション)
3. オープンな姿勢と進取の精神(アライアンス、イノベーション)
4. 効率の追求(利益、コスト)

丁度1年前の昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

◆4つの条件

起業家精神を発揮するには、以下の4つの条件があるのです。

第1に、イノベーションを受け入れ、変化を脅威ではなく機会とみなす組織をつくりあげる必要があり、起業家としての厳しい仕事を遂行できる組織をつくる必要があり、起業家的な環境を整えるための経営政策と、具体的な方策のいくつかを実践する必要があるのです。

第2に、イノベーションを組織に組み込むとともに、イノベーションの成果を体系的に測定する必要、あるいは、少なくとも評価する必要があるのです。

第3に、組織、人事、報酬について、特別の措置を講じる必要があります。

第4に、いくつかのタブーを理解する必要があり、行ってはならないことを知る必要があるのです。

以上より、イノベーションを常に起こすことが出来る組織にするには、組織の風土をイノベーション歓迎型或いは、イノベーション必須型の組織風土に創りかえる必要があり、イノベーションが絶対的に重要で、イノベーションを歓迎するような組織にするためには、人事、報酬体系も変えなければならず、さらに、イノベーションの成果を常に測定できる仕組みを作らなければならないのです。

2起業家精神のための経営政策

ローマの詩人は、人間を「新しいものを求める存在(レールム・ノバルム・クピトウス)」と呼び、起業家精神のためには、経営管理者の1人ひとりが新しいものを求める存在となる必要があり、トップ・マネジメントは、「いかにしてイノベーションに対する障害を克服するか」に関心を持たねばならないのですが、たとえ、この問いに答えがあったとしても、そもそも問いが間違っているのであって、正しい問いは「いかにしてイノベーションを当然のこととし、それを望み、その実現のために働くようにさせるか」であり、イノベーションを大事とまではいかなくとも、異質なものとして推進していたのでは何も起こらず、些事とまではいかなくとも、正常な、普通の仕事の1つとする必要があり、そのためには、起業家精神のための経営政策といくつかの具体的な方策が必要であるのです。

何よりも経営管理者1人ひとりにとって、イノベーションを既存の事業よりも魅力的かつ、得なものにする必要があり、イノベーションこそ、組織を維持し、発展させるための最高の手段であり、1人ひとりの経営管理者の成功にとって、最も確実な基盤であることを周知させる必要があり、そのうえで、イノベーションの必要度を明らかにする必要があり、さらには、具体的な目標のもとに計画を立てる必要があるのです。

経営管理者だけでなく、企業のすべてのスタッフが普段の仕事にイノベーションを起こせるような体質にすると、企業は大きく進化し続けるのであり、毎年、大きく変貌を遂げていくはずで、われわれは、企業には、イノベーションが必須であること、イノベーションは今やっている仕事を大きく進化させるためには、欠かせないものであることを1人ひとりが理解し、イノベーションを会社の風土にしてしまえば良く、そのためのさまざまな施策が必要なのです。

◆廃棄の制度化(1)

イノベーションを、経営管理者にとって魅力的なものにするための第1の段階は、もはや活力を失ったもの、陳腐化したもの、生産的でなくなったものの廃棄を制度化することで、スタッフ活動についてはもちろんのこと、1つひとつの製品、工場、技術、市場、流通チャネルの継続の可否についても、3年ごとに判定しなければならず、その方法は、これまで手がけていなかったとしたら、「今日これから、この製品、市場、流通チャネル、技術を手がけるか」を問わなければならないのです。

もし、その答えが「ノー」であれば、「それでは検討しよう」ではなく、「それでは、この製品、市場、流通チャネル、スタッフ活動に資源を浪費するのをやめるにはどうすべきか」を問わなければならず、ときには、既存のものの廃棄が答えではないことがあり、廃棄が不可能なこともあるのですが、そのようなときでも、少なくともそれ以上の労力はかけないようにしなければならないのです。

人材と資金という生産資源を、すでに過去のものとなっているものに投じてはならないのであり、実はこれは、あらゆる種類の組織が自らの健康を維持するために行っていて、いかなる有機体といえども、老廃物を排泄しないものはなく、さもなければ自家中毒を起こすので、既存のものの廃棄は、企業がイノベーションを行い、受け入れるようになるうえで、絶対に必要なことであり、「翌朝絞首台にあがることを知ることほど、人の心を集中させるものはない」とは、かのジョンソン博士の言葉であり、製品やサービスが近いうちに廃棄されることを知ることほど、経営管理者の心をイノベーションに集中させるものはないのです。

イノベーションには人間のエネルギーが必要であり、有能な人間という、最も稀少な資源による厳しい働きが必要であり、しかるに、「死体が臭わないようにすることほど、涙ぐましく、しかも不毛な仕事はない」とは、昔の医学の諺であり、私の知っている組織のほとんどにおいて、有能な人間がこの不毛な仕事を担当させられていて、しかも彼らに期待できることは、膨大なコストをかけて、避け難いことを若干先延ばしすることだけであるのですが、死体は直ちに埋葬されることが知れ渡っていれば、イノベーションにも速やかに取り組めるようになり、イノベーションを行うためには、イノベーションに挑戦できる最高の人材を自由にしておかなければならないのと、同時に、資金を投入できるようにしておかなければならないのです。

いずれも、過去の成功や失敗、とくに惜しくも失敗したものや、うまくいったはずのものを廃棄しないかぎり、不可能であり、それらのものの廃棄が原則となっていれば、みなが進んで起業家精神をかきたてるべきことを認識するにいたり、これが第1の段階であり、いわば組織の衛生学であるのです。

私はもし、ドラッカー・マネッジメントを学習していなければ、廃棄の重要性を理解していなかったのですが、新しいことを始めるには、何かを止めなければいけないと学んだ時に、これは今まで出来ていなかったことであると、直ぐに気づき、過去、多くのことに取り組んできましたが、何か新しいことを始めても、元のことを止めないで、やりながらであれば、新しいことに全力投球が出来なくて、新しいことも、古いことも中途半端になってしまうので、新しいイノベーションに取り組む場合は、必ず、成果が上がらなくなってきていることを廃棄する必要があると同時に、既存の事業の寿命を延ばしながら、新しい事業に取り組む方法もあり、既存の製品等は、可能な範囲で改善改良を繰り返して、寿命を延ばしても、そのことに必要な資源は知れているのと、そこから得られる利益は大きく、この利益を活用して、新しい事業をやれば良く、大きなエネルギーが必要なのは、新しい事業の立ち上げで、社内の大切な人材、お金等の資源が必要で、イノベーションには普通は、大きなエネルギーが伴うので、片方で利益を生みながらでなければ、並行して行なうことが出来ないのです。

イノベーションは、事業のあらゆる局面で行なわれ、設計、製品、マーケティングのイノベーションがあり、価格や顧客サービスのイノベーションがあり、組織や手法のイノベーションがあり、また、イノベーションは、あらゆる企業において行なわれ、それは、生産や技術の現場におけると同様、銀行や、保険会社や、小売店において行なわれ、市場志向であるがゆえに、イノベーションの戦略は、既存のものはすべて市場において陳腐化することを前提としイノベーションの戦略の第一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることであるのです。

昨日は出勤してみると、久しぶりの給食で、スタッフたちと一緒に昼食を取ったのですが、こうして並べてみると、それぞれのスタッフたちの食べ物の嗜好が良く分かります。

健康は、休むことのない努力でしか得ることが出来ないことがよく分かります。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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