うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「さらに走りつづける、自らの手による陳腐化、リスクの大きさ、僥倖」

昨日の経営講義の様子で、人間力、大和魂への議論は、非常に深く、面白い授業になり、私の思考の整理をする素晴らしいチャンスになりました。

本日のテーマは「大和魂」です。

昨日から本社でのうどん学校とラーメン学校の経営講義が始まり、生徒さんたちと一緒にマネッジメントについて深く学んだのです。

今回の経営講義はいつもより生徒さんの数が少なかったのですが、熱心な生徒さんたちが多く、人数が少なかった割には、生徒さんからの質問が多く、終了がいつもより遅くなったのです。

生徒さんたちの質問内容は1人づつ異なり、それぞれの生徒さんの質問には、生徒さんたちが過去どのような人生を生きてきたのか、現在どのような考えを持って生きているのかが分かるのです。

昨日の講義では、人手不足時代を反映してか、人の採用に関する質問が多かったので、それについて説明するために、人間力についてさまざまな説明をしたのですが、そのうちに、私の背中に書いている大和魂の説明が求められたのです。

大和魂に関して、私が説明したのは、大和魂の基本は自分のことよりも人のためにという精神であり、成就するまで諦めない奮闘精神でもあり、日本は元もと1信教の神道の国で、世界でイスラエルと日本だけが1信教の国で自国の宗教を他国に押し付けない国で、大和魂のベースは当然、日本独特な宗教観の神道がベースになっているのです。

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因みに大和魂をネットで調べると、下記のようなさまざまな説明が見えるのです。

大和魂(やまとだましい)は、外国と比して日本流であると考えられる精神や知恵・才覚などを指す用語・概念で、大和心、和魂で、儒教や仏教などが入ってくる以前からの、日本人の本来的なものの考え方や見方を支えている精神であり、「漢才(からざえ)」に対比して使われ、江戸後期からは日本民族特有の「清らかで死を恐れない気概・精神」の意味にもなったのです。

中国の儒教に「仁義礼智信忠孝悌」の8つの徳目があるように、日本人には日本人としての徳目があり、それらを総称して大和魂と呼び、その徳目を検証すると、次の通りです。

1.「和」:争いをやめ仲良くする心。
2.「誠」:誠意を尽くし、嘘偽りをしない心。
3.「潔」:桜の散り際のような潔さを尊ぶ心。
4.「清」:穢れを嫌い、清浄を求める心。
5.「情」:他を思いやり自分の事のように心を重ねること。
6.「尽」:自分を犠牲にしても相手に尽くそうという心。
7.「根」:根気と不退転の決意を持つこと
8.「誉」:礼儀を重んじ恥を知ること

これらの心を古来日本人は重視し、したがってこれらをもって大和魂と言って差し支えないのです。

本居宣長、吉田松陰に共通するのは、大和魂(心)は、心穏やかで清く相手を上下関係で見ることなく互いに和する(例えば教えあい学びあう)という精神であり、朝起きたときは心も穏やかで、清い状態で自然と調和している状況であると詠んだと考えます。

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松陰の松下村塾や獄舎での講義は有名ですし、その思想は封建思想と相容れないもので、自分の行動は心も穏やかで清く相手を上下関係で見るものでもないという意味だと思います。

日本民族固有の精神で、勇敢で、潔いこと尊ぶ心で、和魂、大和心ともいい、かつて本居宣長はこう詠みました。

「敷島の大和心を人問わば 、朝日に匂ふ山桜花」

また、維新への道筋を開いた輝かしい先駆者の1人、吉田松陰が刑に就く前夜、こう詠じています。

「かくすればかくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」

また、大和魂は日本の伝統的な精神性ですが、ジョン・ブル魂がイギリス、ヤンキー魂がアメリカ、ゲルマン魂がドイツに、スラブ魂がロシアにあり、精神性は、共通しているのです。

要するに、民族なり国家なりの共同体に勇気と忠誠心を持って貢献しようという気持ちは、比較的人類共通にあるもので、それをそれぞれの共同体なりの言葉で表現しているのです。

戦時下においての大和魂は、軍人に求められる「勇気」を示す言葉であり、古今東西を問わないことで、大和魂という言葉を「ファイティング・スピリット」もしくは「最大限の勇気」という言葉で置き換えてみると、だいたい文脈が通じるのです。

どの国の軍隊でも、勇気は尊ばれ、例えば、イギリス海軍のネルソン提督の戦績を見れば、一瞬の戦機を捉えての果敢な行動が勝利に結びつき、ネルソン提督は、イギリス魂(大和魂と同じ)を最大限に発揮して戦っていたわけです。

レイテ沖海戦を例に取ると、主隊である栗田部隊のレイテ湾突入を実現するため、北方の小沢艦部隊、別働隊の西村部隊は全滅するまで粘り強く戦いましたが、肝心の栗田部隊がどう考えても納得の行かない拙劣な戦闘に終始し、結局、小沢部隊と西村部隊の全滅、栗田艦隊のほぼ半分の犠牲にも係わらず、「レイテ湾突入、敵上陸部隊の殲滅」という作戦目的は達成出来ず、「小沢と西村には大和魂があったが、栗田には大和魂がなく、だから帝国海軍は負け、多くの軍艦・飛行機と将兵の犠牲は無に帰した」となるのです。

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そして、これからの日本の将来を担うわれわれは、過去の祖先の人たちが、苦労して作り上げた日本を更にグローバルに輝ける国になり、世界で尊敬される国になるために、われわれの命を使うのが、これからの未来における大和魂で、グローバル時代における大和魂の理解が必要なのです。

本日も当社の価値感を掲げ続けます。

1. 顧客に深くフオーカスし、絶えざる奮闘精神で、価値ある奮闘を長期にわたって続ける(顧客との深いコミュニケーション)
2. 自己批判(内省、フィードバック、自己とのコミュニケーション)
3. オープンな姿勢と進取の精神(アライアンス、イノベーション)
4. 効率の追求(利益、コスト)

丁度1年前の昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

◆さらに走りつづける

この戦略では、明確な目標を1つ掲げ、そこに全エネルギーを集中しなければならない上に、成果が出はじめるや、さらに大量に資源を投入しなければならず、デュポンは、実用に堪える合成繊維の開発に成功するや、市場が反応するはるか前に、大工場を建設し、繊維メーカーや一般消費者向けに、広告、展示、見本提供の絨毯爆撃を行ない、イノベーションが事業として成功したあと、本当の仕事が始まり、この戦略は、トップの地位を維持していくための継続的な努力を要求し、さもなければ、すべては競争相手のために市場を生むだけに終わるのです。

リーダーシップを握った以上、前よりも激しく走らなければならず、イノベーションの努力をさらに大規模に続けなければならなくなり、開発費も、イノベーションが成功した後においてこそ、増額しなければならず、新しい製品の利用法を開発し、新しい顧客を発掘し、新しい製品を試してもらわなければならず、この戦略は、天下を取るための昔の武将の闘いであり、或いは、第1世界大戦とか、第2次世界大戦と同じような戦争に相当し、一旦戦争が始まったら、2度と後に引き返すことが出来ないし、負けることが出来ないのです。

従って、下記のように、常に戦争の勝敗の推移を見てきたダイナマイトを発明したノーベルが、ダイナマイトの製造でカルテルを戦略的に結成したのは、勝つための戦略の大切さを見てきたためであろうと考えられるのです。

◆自らの手による陳腐化

そして何にもまして、この戦略によって成功した起業家は、競争相手によってではなく、自らの手によって、自社製品や工程を陳腐化させていく必要があり、次世代の製品や工程を開発するためには、最初の成功をもたらしたと同じだけの努力と資源を投入しなければならず、さらには、価格を立てつづけに下げなければならず、高価格を維持することは、競争相手に傘をさしかけ、やる気を起こさせるだけであるのです。

経済史上最も長く続いた私的独占、すなわちアルフレッド・ノーベルがダイナマイトを発明したあとに結成したカルテルが、この方針を堅持し、ダイナマイト・カルテルは、ノーベルの特許が消滅してかなり年月のたった第1次犬戦後も、世界市場を独占し、彼らは、需要が10パーセントから20パーセント増大するごとに価格を引き下げ、生産増に必要な投資は償却ずみだったので、その結果、カルテルは高収益を維持し、したがって、新規参人者にとって工場の新設は魅力がなかったのです。

デュポンが、ナイロンについてこれと同じ方針をとったことは偶然ではなく、そもそもデュポンは、ダイナマイト・カルテルのアメリカのメンバーであり、ワングはワープロについて、3Mはあらゆる製品について、同じ方針をとったのです。

3リスクの大きさ

◆僥倖

前記の例は、すべて成功物語であり、したがって、実際にこの戦略がいかに大きなリスクを伴っているかは示していないのは、失敗の例は、紹介したくとも残っていないからですが、われわれは、成功よりも失敗のほうがはるかに多いことを知っているのです。

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この戦略には、チャンスは一度しかなく、直ちに成功するか、さもなければ完全な失敗であり、息子の頭に載せたリンゴを1の矢で射ち落とさなければならなかったスイスの射手ウィリアム・テルと同じであり、失敗すれば息子を殺してしまうかもしれないだけでなく、しかも自分も殺され、これこそまさに、この戦略をとったときに起業家がおかれる状況であり、まずまずの成功や惜しい失敗などなく、成功と失敗しかなく、成功でさえ、あとからしかわからないのです。

少なくともわれわれは、次の例が失敗していた可能性のあることを知っていて、運や偶然によって救われたにすぎないのです。

ナイロンの成功は僥倖であり、1930年代には、事実上ナイロンのための市場はなく、綿糸やレーヨンと競争するには、あまりに値段が高く、当時の最も贅沢な繊維、絹よりもさらに高く、しかも厳しい不況のさなかにあって、日本は絹をいかなる安値でも輸出するつもりだったのですが、ナイロンを救ったのは、日本の絹輸出にストップをかけた第2次大戦の勃発で、1950年頃、日本が絹産業を再建したときには、すでにナイロンはゆるぎない地位を築き、コストと価格もはるかに安くなっていたのです。

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3Mの最も有名な製品であるスコッチテープについては、すでに述べたとおりであり、ここでも、偶然がなければ、失敗のまま終わっていたにちがいない。

◆リスクの大きさ

この戦略は、リスクが大きく、ほかの戦略、たとえば創造的模倣(次章参照)がとられるのは、この戦略では成功よりも失敗のリスクのほうが大きいからであり、強い意志がなければ失敗し、努力が十分でなければ失敗し、イノベーションとして成功しても、十分な資源を投入しなければ失敗し、事業として成功しても、十分な追加資源を投入しなければ失敗に終わり、成功すれば報奨は大きいが、リスクが大きく、非常な困難を伴い、したがって、この戦略は大きなイノベーションにしか使うべきではなく、たとえば、フンボルトのように新しい政治秩序を生み出すことや、ホフマン・ラロッシュのビタミンのように新しい医療分野を生み出すこと、あるいはメイヨー兄弟のように診断と治療について新しい医療の方法を生み出すことにしか、使うべきではないのです。

実際、これが使えるイノベーションの種類はごく限られていて、しかも、イノベーションの機会についての深い分析と正しい理解が必要であり、エネルギーと資源の集中が必要であり、多くの場合、ほかの戦略を使うべきであり、ほかの戦略のほうが望ましく、リスクが大きいからではなく、「総力による攻撃」に必要なコスト、努力、資源に見合うほど大きなイノベーションの機会はあまりないからであるのです。

以上の様に、この戦略に長けた企業の多くは、大きな戦争を経験したり、戦略の大切さを理解している人たちだけで、西ヨーロッパ大陸は、現在こそ平和な時代が続いていますが、第2次世界大戦以前は、常に戦火に見舞われていたのです。

画像は、昨日の経営講義の様子で、人間力、大和魂への議論は、非常に深く、面白い授業になり、私の思考の整理をする素晴らしいチャンスになりました。

うどん店とか、ラーメン店を新規に開業する生徒さんとこのような議論をすることは、学校参加前には想像もしていなかったのではなかろうかと思うと同時に、当社の麺学校でなければこのようなことを学ぶチャンスは無いはずです。。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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