「麺ビジネスをやるのならば、儲かる業種は他にあるからそっちの方がいい」と藤井社長が言い放ったんです(笑)
僕はそもそも、うどんそのものの勉強が目的で、うどん学校に通っていたんです。藤井社長が「儲けようと思って麺ビジネスをやるのならば、儲かる業種は他にあるからそっちの方がいい」なんて大真面目に言うものだから「これからうどん屋を始めようという人間の前で、なんてことを言う人だろう?」と内心驚きました。
この思いと、社長の考え方がまさにガシーンと合致したわけで「この社長の言うとおりにやったら、自分が思い描くビジネスができるのではないか」、そう思った瞬間、感動で鳥肌が立ったものでした。
やったことがないのに、考えられるわけがない
頭で考えるよりも、とにかく行動することが大事
僕自身は学校の卒業生です。飲食店の経験はゼロでしたが、ダシの取り方からお客様に対する考え方まで、一から叩き込まれました。
普通、素人がうどん屋をやろうとしたら、弟子入りして10年以上は修行する必要があるでしょう。まさに職人の世界で、一人前になって独立できる頃には40代・50代になってしまっているのは当たり前。
僕にはこの時間がとても惜しく感じました。淡路に貢献できるのがそれだけ遅くなってしまうからです。その点、学校に行けば、明日にでも美味しいうどんが出せるのです。製麺機という頼もしいパートナーと出会えたことも、僕の店がこんなにも早くスタートが切れた理由の一つです。
「淡路をもっと元気に」がコンセプト!
独自のメニューを提供しながら、淡路の食材の美味しさを発信
うちのコンセプトは、ずばり「淡路をもっと元気に」です。そのためにまず、地元の食材にこだわっています。普通、肉うどんは豚ですよね?牛は高いから。で もうちの肉うどんは淡路牛なんです。また、淡路は玉ねぎが美味しいので、カレーうどんにはたっぷりの玉ねぎをソテーし、甘みを十分に引き出して使っていま す。玉ねぎを沢山食べてほしいあまり、巨大になってしまったかき揚げも名物なんですよ。
このように地元の素材にこだわることは、他にはない独自のメニュー開発につながります。しかも淡路の食材の美味しさを多くの方に実感いただくことになり、 それがひいては淡路の農業や漁業、畜産などの活性化につながれば本当に嬉しいですね。何しろ、淡路は震災で大きな被害を受け、皆さん本当に苦労して淡路を 守ってきたのですから。これからもアナゴ、イカナゴなど、淡路の美味しい食材をどんどんメニューに加えていこうと思っています。それが、僕の使命だと感じているんですよ。
会社名 | うどん工房 淡家 |
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所在地 | 〒656-2163 兵庫県淡路市中田551-1【Goolge Map】 セルフスタイル・地元淡路島をアピール |
営業時間 | 月~金:11:00~14:30/17:00~20:00 土・日・祝:11:00~15:00/17:00~20:00 定休日:なし |
麺種 | うどん(関西風/化学調味料不使用) |
「淡路をもっと元気に」をコンセプトに地元の食材にこだわったメニューを展開。お客様にゆっくりくつろぎ、喜んでいただけるサービスをされています。 |