ラーメン・そば・うどん屋開業・繁盛店を目指す|名言集 14-2 飯田亮

ラーメン学校に参加された「麺笑コムギの夢」のオーナーと奥さま

昨日から東京支店でのイベントのセミナーに参加しています。

いつも熱心に参加される常連の方の中に、今年6月にラーメン学校にご夫婦で参加された生徒さんがいました。

既に、開店している方がご夫婦で参加するのは、非常に珍しいケースなので、私もたいへん親しくさせて戴いていて、当社にイベントにいつもご夫婦で熱心に参加されます。

今回は、ラーメン学校参加された後であったので、結果が気になって尋ねてみると、参加した後、店をリニューアルして、売上が1.5倍になったそうです。

そして、3年後に再度ご夫婦でラーメン学校に参加したいと言われていました。

この様に、麺学校に参加後に、見違えるように良くなった話を聞くのは、とても嬉しいことです。

本日のセミナーのテーマは、「信頼 それこそがビジネスの命」~信頼がビジネスの速度を加速する~でした。

このテーマは非常に奥の深いテーマなので、ベストセラーのビジネス書である「スピード・オブ・トラスト」をベースに内容を組み立てました。

同書によれば、信頼の種類には5種類あり、同書では波と表明していて、各波は次の通りです。

第一の波は自分自身の信頼(自己信頼)で、核は信頼性あり、「自分自身の信頼」とは、決めた目標を達成したり、約束を守ったり、言ったことを実行したりする能力に対する自信のように、私たちが自分自身を信頼するとともに、他者にも信頼されるということであり、自分自身にとって、また他者にとって、信頼に値する人間になることなのです。

第二の波は人間関係の信頼で、一貫性のある行動がテーマで、「人問関係の信頼」では、私たちが持っている他者に対する「信頼口座」を確立し、増やすにはどうしたらよいかがテーマです。

第三の波は組織の信頼で、一致が原則で、「組織の信頼」では、企業、非営利組織、政府機関、教育機関、家族、さらには組織内のチーム、その他もっと小さな単位であれ、おりとあらゆる種類の組織においてリーダーはどうしたら信頼を得られるかがテーマです。

第四の波は市場の信頼で、評判が原則で、「市場の信頼」は、信頼が及ぼす影響を誰でも理解しやすいレベルで、会社のブランド、さらには個人のブランドがテーマとなりますが、そこには、市場の顧客や投資家などが抱く信頼が反映されていて、信頼されるブランドに対しては、顧客は購買量を増やすとともに他の客にも盛んに推薦し、何か疑問な点があっても好意的に解釈し、強い忠誠心を示すのです

第五の波は社会の信頼で、「社会の信頼」とは、他者や社会全体のために価値を創出することで、この波の根底にある原則は「貢献」で、貢献率、「恩に報いる」ことによって、社会に存在する疑念や不信感、低い信頼の相続税を相殺し、価値の創出や貢献を他者にも促すのです。

信頼の波で特に重要なのが、上記第一と第二で、その中でも本日は、第一の自己信頼について説明をしました。

自己信頼は大きく分けて、人格と能力から成り立っています。

この様に信頼は単に人格だけでもなく、能力だけでもなく信頼というのは、人格の面からとらえると分かりやすいかもしれませんが、能力の観点から考えることも重要で、私たちは結果を出せる人を信頼しているのです。

以上の様に、信頼の要素として、信頼は人格と能力が半々なのです。

優れた人格と能力が最終的にもたらすものは、信頼性、判断力、そして影響力です。

人格は普遍的な要素で、状況の違いに関係なく同じものが必要であり、能力は状況に依存し、求められるものが局面ごとに変わってくるのです。

更に人格とは、他者に対する誠実さ、動機、意図などで構されています。

能力は、才能、スキル、結果、実績などで構成されているのです。

そして、これらを個別に説明すると次のようになります。

第一の核は、誠実さであり、信頼とは何かと考えるとき、ほとんどの人は誠実さを思い浮かべ、「誠実」とは基本的に「正直」を意味し、誠実さに正直は含まれますが、それ以外にも、高潔であること、有言実行であること、また、裏表がないこと、自分の価値観や信念に従って行動する勇気を持つこと、などであり、誠実さを欠くことが、信頼を最も裏切る行為なのです。

第二の核は、「意図」で、意図は人が持つ動機や思惑、その結果として表れる行動であり、動機が率直で、相互の利益に基づいていれば、信頼関係が育ち、要するに、自分のことだけでなく、上司や部下として関わる相手のことも心から気遣い、導き、あるいは奉仕することなのです。要するに目先の自分の損得にこだわるのではなく、将来にわたる関係者全員の幸せを考えることなのです。

第三の核は、「力量」であり、他者の信頼を得るための能、態度、スキル、知識であり、結果を出す手段で、例えば、誠実で動機も立派な建築家がいても、機械の設計では、素晴らしい結果は期待出来ないのです。

第四の核は、「結果」に関わるものであり、過去の実績、実行力、正しいことをやり遂げるかどうかであり、期待されていることを達成できなければ、信頼を失い、逆に、約束したことを果たせば、実行力のある人物、結果を出せる人物だという評判ができるのです。

「信頼性の四つの核」すべての重要性を十分に理解してもらうには、樹木に例えると分かり易く、「誠実さ」は基本的に地面の下に埋もれているのです。

樹木で言えば根っこの部分にあたり、そこからすべてが育っていき、「意図」になると、ある程度目に見え、地中から伸びた樹木の幹の部分です。

「力量」は樹木の枝に相当し、私たちが何かを生み出すのを可能にし、「結果」は果実で、具体的で測定可能な目に見える成果であり、最も見えやすく、他者に評価されやすいのです。

本日も、飯田亮(いいだ・まこと)氏で、同氏の温和な風貌からは想像できない位、社内では過激であったことが下記の名言集から伺えます。

同時に、今まで存在しなかった新しいビジネスを正義感と倫理観に燃え、セコムをここまでの規模に拡大したことに強い尊敬の念で一杯です。
http://systemincome.com/main/kakugen/tag/飯田-亮

10.セコムの頭越しに指示をしてもいいルール

世の中の企業では「頭越しの指示をするな」と決まっているところがほとんどです。
しかし、セコムでは「頭越しに指示をしてもいい」としています。
そして、違う指示が出た場合は、上位者の指示に従うことに決めています。
頭越しの指示を許容しているのはセコムがベンチャーだからです。

11.部下を怒鳴るときは怒鳴る

「部下を人前で怒鳴ってはいけない」なんて書いてある本もありますが、そんなのはおかしいですよ。
怒鳴るときは怒鳴る。
怒るってのは感情だから、抑制しない方がいいのです。
怒ったり、泣いたり、笑ったり。
そういうことが自然とできる上司に部下は親しみを感じるんです。
でも、ねちねち怒ったりはしません。
バーンと怒鳴って、それで終わりです。

12.自社の方向性を示すため、社名を変える

日本警備保障という社名をセコムに変えると提案したとき、部下はみんな反対しました。
私自身でさえ、せっかく浸透してきた社名を新しくするのは葛藤があったくらいだから、部下が反対したのももっともです。
しかし、警備会社から社会システム産業へと変身するためには、社名を変えなければなりませんでした。
それで、私は反対を押し切ってセコムにしました。

13.上司が物わかりの悪いタイプの方が部下が育つ

思うのですが、物わかりのいい上司の下では部下は育たないんじゃないか。
部下は頑固な上司を説得することで自分の力をつけるんだ
上司に持つのなら物わかりの悪いタイプがいいのです。

14.頭越しの指示は若い組織でしかできない

若い組織でないと頭越しの指示はできません。
普通の組織なら、中間管理職が「俺はそんな指示は聞いてないぞ」とグチャグチャ言ってくるに違いありません。
政府の会議で座長をやっていたとき、官僚組織は絶対に頭越しの指示をしないことに気づきました。
それは組織が老いているからです。

15.経営者や重視にできるのは信頼すること

私はドロボー事件が起こったときでさえ、社員を疑ったことはありません。
「こいつもやるんじゃないか」なんて顔で社員を見たことは一度もありません。
社員のことはずっと信用していました。
経営者や上司にできることというのは、社員を信頼することです。
そうでなければ会社は崩壊してしまいます。

16.自分を追い込むことは仕事の要諦

自分で自分を追い込む姿勢は重要なのです。
起業に限らず、すべての仕事をやり遂げる要諦ではないでしょうか。

17.事業を発展させるために必要なものは湧きあがる情

事業を起こし発展させていくために何が必要かと問われれば、まず心の奥から湧きあがるパッション(情熱)だ。
絶対この事業を成し遂げるとの思いが沸々と湧き上がる。
人間こうでなくては事業を成功には導けない。
そして、パッションを支えるのがビジョン(展望)とロジック(論理)だと思います。

画像は、昨日東京支店のイベントに参加されたご夫婦で、今年ラーメン学校に参加された「麺笑コムギの夢」のオーナーと奥さまです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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