うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神」「起業家社会、われわれが必要とする社会、恵みは苦しみとなる、イノベーションと起業家精神を当然とする社会」

昨日の1day Lamen Schoolでのチキンカツを使ったラーメン

7月5日(月)から7月7日(水)までの3日間、ドリーム・スタジオ名古屋にて、「麺専門店繁盛支援イベント」を開催し、さまざまなセミナーがあります。

http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=2244

私が参加したLAの1day ramen schoolは、今回が3回目で、だんだんとどのようにすれば、参加者の方がたに満足して戴けるのかを、さまざまなお客さまの意見聞きながら、確認を取りました。

当社の創業間もないころから、トラックに製麺機を積み込んで、鹿児島、宮崎、熊本と各地の代理店を頼り、販売していた駆け出しのころを思い出します。

そのころは、国内市場を駆けずり回って走りまっていたことを思いだします。

それが、海外になっただけで、実質的には創業のころにやっていたことと、ほぼ同じことをやっていて、もともと販路のない海外ビジネスをゼロから立ち上げているのです。

初期の創業のころと異なるのは、すでに国内市場において、十分な信頼を勝ち得ていることが、海外に来ても大きく役立ちます。

約40年間も、麺ビジネス一筋なので、過去の遺産が出来上がっているのです。

昨日、一昨日と、多くの参加者の人たちと一緒に、麺の製法、スープの製法についての質問を受けながら、詳しく説明を加え、セミナーの後の実技では、実際に色んな種類のラーメンを作り、奇抜な盛り付けも見せたのです。

すると普段、見ることのないようなラーメンに出会い、参加者の方がたは熱心に写真撮影をしていました。

その後、スープベースを手渡し、皆さんに希望のスープを渡し、希望の元ダレと香味油を使い、想い想いの盛り付けをして貰いました。

スープベースがシッカリ取れているので、元ダレを入れて、香味油を入れても、味のまとまりが非常に良く、自分が創り上げたことに、作り上げた参加者の方がたが驚き、無化調でここまでの味が出せることに、再度、驚いていました。

昨年の10月、今年の3月、そして今月と、私が参加した「1day ramen school」も3回目で、初回、2回目と今回を比べて大きく異なるのは、日本人が少なくなったことで、多くなった外国人の熱心さには、驚きます。

過去は、北米とか、海外にラーメン店を出店する場合に、日本人が直接現地に行き、開業する場合が多かったのですが、最近では、白人とアジア系の人種が目立ちます。

顔が日本人に似てると思っても、日本語が通じない、日本人でない人が多く、遠くはアラスカとか、メキシコからの参加者もいて、それぞれ事情の異なったニーズを持って参加しています。

100%の個別対応は難しいのですが、出来るだけ時間を設けて、一人ひとりの質問に対応したのです。

すると、北米で事業を伸ばしていくに当たり、今から、われわれが何をしなければいけないのかが、明確に分かるのです。

このように、遠路へ来て、一人ひとりのお客さまと熱心に応対していると、北米における真のお客さま方のニーズが分かり、そのようなニーズに対応すると、いつしかイノベーションが起きているのです。

創業のころから、まったく同じようなことをやっていましたが、創業のころは、今日のように知名度もなく、実績もなく、実績を作りながらの販売であり、今日と比較すると、比較にならないくらいのたいへんさでした。

今も苦手な英語を操りながら、徐々に英語に慣れていっている段階で、次回の「1day ramen school」では通訳なしで話せるようにしたいと思います。

これも私と松原先生にとってはたいへん大きな課題ですが、創業のころのたいへんさを考えると、そんなに大きな問題ではないのです。

起業してから40年も経過すると、出会う出来事は、だんだん難しく、規模も大きくなってきています。

改めて、チャレンジし続けることしかないことが分かり、ここで頑張り抜いて次の大きな世界が見えるまで頑張り続けるか、或いは現状維持のままでは、実際は退化しているのです。

本年2月21日から始まった、91日間に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びは、最近、一応終えたのですが、さらに、学びを深めるために、大切な部分の復習を進めていきたいと思います。

更に、イノベーションと起業家精神を磨き、会社を大きく変えるのに、役立てていきます。

終章 起業家社会

Ⅰわれわれが必要とする社会

「それぞれの世代がそれぞれの革命を必要とする」とは、トーマス・ジェファーソン晩年の言葉であり、同時代のドイツの偉大な詩人ゲーテも、その保守性にもかかわらず、「存在の理由はなくなり、恵みは苦しみとなる」と、晩年同じ気持ちをうたったので、いずれも、啓蒙思想と、フランス革命がもたらしたものに対する幻滅を表し、この彼らの言葉は、150年後の今日、あの偉大な約束である、福祉国家がもたらしたものについてもいえ、真に困窮した者、障害ある者のためにプロイセンで生まれ、世界に広がり、やがて、すべての者の権利となり、今や、生産的活動に携わる者すべての負担となっている福祉国家についていえるのです。

イノベーションと革命の違いは何かについて、思考を加えてみると、ウイキペデイアによれば、革命(かくめい、英語: Revolution、レボリューション)とは、権力体制や組織構造の抜本的な社会変革あるいは技術革新などが、比較的に短期間に行われることで、対義語は保守、改良、反革命などで、「レボリューション」の語源は「回転する」の意味を持つラテン語の「revolutio」で、ニコラウス・コペルニクスの科学革命で使用され、後に政治的変革に使用されるようになり、また漢語の「革命」の語源は、天命が改まるとの意味で、王朝交代に使用され、革命は人類の歴史上、さまざまな方法や期間、動機となった思想によって発生し、その分野には文化、経済、技術、社会体制、政治体制などがあり、技術革新では農業革命や産業革命、社会変革ではフランス革命やロシア革命などで、革命という言葉は様々な分野・概念に派生しており、何が革命で何が革命でないかの定義は、学者の間で議論が続いているのです。

一般に革命という概念は、正当性を備えている既存の政治秩序を変更させる政治的活動と関連しており、歴史的には1688年の名誉革命や1789年のフランス革命などの市民革命を挙げることができ、近代以後の政治理論においては革命の概念は、古い政治秩序の破壊と新しい政治秩序の構築をもたらす動態的かつ抜本的な変革を意味していて、以上のように、今回のドラッカーが使用している革命は、政治的な革命であり、産業革命等の技術革新はイノベーションに関連した革命であるのです。

新しいイノベーションを起こしても、いつしか既成の事実になり、次の新しいイノベーションを必要とし、いったん起きたイノベーションの中で生きている人たちの思考と行動により、イノベーションの結果はどのようにでも、変化し、未開の地で暮らす人たちは、イノベーションを必要としなかった人たちなので、
従って、いったんイノベーションを起こしても、そのイノベーションはいつしか、既成の事実になり、新しいイノベーションを必要とするのです。

◆恵みは苦しみとなる

組織、制度、政策もまた、製品やサービスと同じように、生命を失ったあとも生き延び、それらのものは、目的を達したあとも生き延び、目的を達せられなくとも、生き延び、一度できあがったメカニズムは生きつづけるのですが、そのメカニズムの設計にあたって前提とされたものは、先進国の医療制度や年金制度の前提となっていた100年前の人口構造のように変化し、無効になっていて、まさに、「存在の理由はなくなり、恵みは苦しみとなる」のです。

日本の年金制度も人口減に基づいて設計されていなかったので、現在、大きな矛盾をはらんでいて、しかも、ジェファーソンの時代以降明らかなように、革命は解決策にはならず、革命を構想し、方向づけし、コントロールすることはできないだけでなく、それは間違った人間に権力を与え、さらに悪いことには、当然のことのように、結果が約束の逆となり、1826年にジェファーソンが亡くなって数年後、政府と政治の偉大な解剖家アレクシス・ド・トクヴィルは、革命は、体制の牢獄をなくさず、拡大するのみであると指摘し、事実、フランス革命の後に残ったものは、革命前の足かせだった制御不能な官僚システムへの従属であり、政治的、知的、芸術的、経済的活動のパリ集中であり、ロシア革命がもたらしたものも、土地耕作者に対する農奴制、全能の秘密警察、腐敗し、かつ硬直化した強圧的官僚システムで、まさに自由主義者や革命家が激しく攻撃したツァーの体制そのもので、同じことは、毛沢東の死の舞踏ともいうべき文化大革命にも起こったのです。

われわれはすでに、革命が幻想だったこと、19世紀最大の幻想、いつわりの神話だったことを知っていて、希望でも黎明でもなかったことを知っていて、
革命は成熟による腐敗から起こり、破綻から起こり、自己革新の失敗から起こるり、しかもわれわれは、理論、価値など、人の心と手によるあらゆるものが、歳をとり、硬直化し、陳腐化し、苦しみに変わることを知っているのです。

◆イノベーションと起業家精神を当然とする社会

かくして、経済と同様に社会においても、あるいはビジネスと同様に、社会的サービスにおいても、イノベーションと起業家精神が必要となり、イノベーションと起業家精神が、社会、経済、産業、社会的サービス、企業に柔軟性と自己革新をもたらしてくれるのは、まさにそれが、一挙にではなく、この製品、この政策、あちらの社会的サービスというように、段階的に行われるからであり、青写真ではなく、機会やニーズに焦点をあてるからであり、暫定的であって、期待したような成果、必要な成果をもたらさなければ消え去るからであり、言い換えるならば、教条的ではなく現実的であり、壮大ではなく着実だからであるのです。

イノベーションと起業家精神は、ジェファーソンが、それぞれの世代の革命によって実現することを望んだものを実現し、しかも流血、内戦、強制収容所、経済的な破局なしに、一定の目的と方向性とコントロールのもとに実現し、われわれが必要としているものは、イノベーションと起業家精神が、当たり前のものとして存在し、つねに継続していく起業家社会であり、ちょうどマネジメントが、現代のあらゆる組織において特有の機関となり、われわれの組織社会を統合する機関となったように、イノベーションと起業家精神も、われわれの組織、経済、社会における生命活動とならなければならないので、そのためには、あらゆる組織のマネジメントが、イノベーションと起業家精神をもって、正常にして継続的な日々の活動、日常の活動としなければならず、まさに、マネジメントに課されたこのような課題を遂行するうえで、必要な原理と方法を提示することが、本書の目的だったのです。

以上のように、革命のように流血で社会の秩序を大きく変革するのではなく、社会、経済、産業、社会的サービス、企業において、柔軟性と自己革新をもたらしてくれ、一挙にではなく、この製品、この政策、あちらの社会的サービスというように、段階的に行われるのがイノベーションであり、イノベーションは、機会やニーズに焦点をあて、暫定的であり、期待したような成果、必要な成果をもたらさなければ消え去り、現実的であり、着実に行なわれるのです。

昨日の1day Lamen Schoolでは、鶏のスープであったので、最初の盛り付けにチキンカツを使ったラーメンに挑戦しました。

海外では、豚カツとかチキンカツを使ったラーメンは受けると思います。

鶏の胸肉のチキンカツはヘルシーで、美味しいのです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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