うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「成功の状況、差別化」

昨日のうどん学校でのワタリガニを使ったもりつけ

本日のテーマは「美容に良い食材」です。

5日間のシンガポールを終え、昨日から本社に出勤していますが、一番の違いは気温の差で、日本では気温7度C程度であれば、6千歩程度のウオーキングでやっと身体が暖まり、心地良くなるのです。

昨日はうどん学校での生徒さんの作品チェックの後、社内での打合せとメンテナンス部門の勉強会を終えると、既に7時半で、昨日はその時点でフェイスブックがまだ書いてなかったので、自宅に帰ってから書いたのです。

その後、風呂に入り、腕立て伏せ30回の後、床に入ると10時を回っていて、床に入るのと同時に即、眠りに入ってしまいます。

朝は4時半に自然に目が覚め、それから朝の日課をこなし、瞑想、筋トレの後は、ウオーキングを1時間余りで、すると既に8時半で、それから出勤ですが、本日から2日間は経営講義なので、生徒さんたちとずっと一緒です。

毎日、少なくとも2時間近くは、ウオーキングとか筋トレに費やしている単純な生活みたいに見えますが、習慣になっているので、自然と身体が反応し、雨が降っても、寒くても当たり前のように出来るのです。

食事も基本的に6時までに終え、小食に徹しているので、睡眠時間が短くて済むようになりました。

食事量と睡眠時間は、正比例の関係にあることが分かり、短い睡眠時間の効率の良い生活を追求しようとすると、どうしても小食になってしまうのです。

自分の身体の研究を深めていくと、短時間で効率の良い睡眠のとり方、身体の老化防止に役立つ食品等々が分かってきます。

書籍とか、ネットで得た情報を元にして自分の身体で試していけば、更に効率的な生き方が出来るのです。

今朝、台所に置いているテレビで、長野県の情報を発信していて、長野県人は、すんきを食べているので、肌年齢が若く、血管年齢も若いのだそうです。

このニュースを聞いて、迎えに来てくれた総務の女性に早速、すんきを長野県から取り寄せて、毎日、食堂で提供するように依頼したのです。

当社は女性社員が多く、女性はダイエットとか美容に興味があり、肌年齢が若くなったり、血管年齢が若くなることは喜ぶはずで、今後ともこのような食材の手当てをしていけば、女性社員たちにもっと喜ばれるはずなのです。

本日の経営講義で生徒さんたちにこの話をすると、生徒さんの中で女性客をターゲットにしている生徒さんに響いたのです。

この生徒さんは、豆腐料理のうどん店を希望していたのですが、豆腐料理に興味を持つお客さまは、女性客で健康志向のお客さまのはずなので、豆腐料理にこだわるよりもむしろ、健康志向にこだわり、肌年齢が若くなったり、美容、健康に良い食事にこだわった方が良いとの話をしたのです。

私も今までの麺学校ではそのような食材を使うことをあまりやってこなかったのですが、これからは、そのような食材へのこだわりも重要で、機能別の健康食材への配慮も行なえば、生徒さんにとっての大きな刺激になるはずです。

どの食材がどのような機能を持っていて、身体のどの部分に有効であるとか、それに合わせて、うどん用とか、ラーメン用の食材を選定することも出来るのです。

今までは、どちらかと言えば、盛り付けにおいては、きれいさに重点を置いた食材の手配であったのですが、美味しさ、きれいさは勿論ですが、どのように健康に良いのかの視点で食材を捉えることも大切であることを気付いたのです。

この様に考えると、われわれの麺料理の世界も無限の広がりがあり、麺ビジネスの未来も無限に広がります。

ビジネスの形態も店内飲食だけでなく、テークアウトもあれば、デリバリーもあれば、移動販売もあり、これからの時代は、時代の流れに合ったビジネス展開をフレキシブルに行なうべきであり、過去、コンビニエンスがやってきたように、時代の流れに合わせて、新しいサービスを次々と取り入れて、常に右肩上がりのビジネスを目指すべきであるのです。

世の中の変化は早く、グローバル化も早く、日本では現在、海外からの観光客が急激に増えて、大阪とか東京ではホテルが足りず、当社のスタッフがホテルの手配に困っている現状です。

グローバル化の影響で、ビジネスの速度が早まり、国内のビジネスもこれに大きな影響を受けています。

本日の経営講義では、生徒さんたちの質問が少なくて、早く終わってしまったのですが、プロ中のプロでなければビジネスが成功しない時代になったことをつくづくと感じます。

本年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

◆成功の状況

起業家的柔道がとくに成功する状況が以下のように、3つあるのです。

第1は、すでに地位を確立しているトップ企業が、予期せぬ成功や失敗を取り上げず、見すごしたり、無視したりするときであり、ソニーが利用した状況が、まさにこれで、この戦略も既に広く知れ渡っているので、最近のアメリカの大手企業は、ほとんど上手に、この戦略によって2番手以降のメーカーに市場を奪われないようにし、GE等は、自社内の技術だけではなく、日本の中小企業の新しい技術にも非常に注目し、常に新しい技術を探し求め、有効な技術とは提携し、社内に取り入れ、最近では大手企業は、新しい技術の出現には、非常に注意を凝らしているので、中小企業は、更に精緻な戦略が必要になっているのです。

第2は、ゼロックスがもたらした状況であり、新しい技術が出現し急成長すると、新しい技術(あるいは新しいサービス)を市場に導人した者は、古典的な独占体として行動し、地位を利用し、市場のいいとこ取りをし、創業者利益を手にし、彼らは、すでに十分立証されていること、すなわち独占的な地位はもちろんのこと、トップの地位でさえ、(ジョセフ・シュンペーターいうところの)博愛的独占体として行動しなければ、維持できないということを知らなかったり、あるいは知ろうとしないのです。

これに対し、いわゆる博愛的独占体は、競争相手が価格を下げる前に、自らの製品の価格を下げ、競争相手ではなく自らの手によって、新製品を導入し、自らの製品を陳腐化し、この戦略の正しさを証明する例はいくつもあり、デュポンは、長年にわたり、そのように行動しており、AT&Tも、1970年代のインフレで問題を抱えるようになるまでは、そのように行動し、もしトップ企業が、その地位を利用して大きな利益をあげようとするならば、自ら進んで、起業家的柔道を使う者に倒されようとするに等しく、同じように、急成長を遂げつつある新しい市場で、トップ企業が製品やサービスの最適化ではなく最大化を目指すとき、起業家的柔道の犠牲になりやすくなるのです。

2番手以降の起業家的柔道戦略に上手く対応したのが、ステイーブ・ジョブズ復帰後に、アップルが取った戦略であり、ipod、ipad、iphoneを市場に導入した時は、いずれも非常に高価格で導入するのですが、市場に浸透していくにつれて、矢継ぎ早に価格を下げ、追随者に隙を与えないように市場を押さえ、創業者利益を狙おうとして、起業家的柔道戦略に打ち負かされるのは、最近では大手企業ではなく、比較的規模の小さい企業がイノベーションで成功した後、大手企業に起業家的柔道戦略で攻撃されることを注意しておかねばならないのです。

第3は、市場や産業が急速に構造変化するときで、ファミリェンバンクが登場したときの状況で、ドイツが1950年代から60年代へと経済発展をするにつれ、一般の消費者たちは、それまでの預貯金やローンを超えた、新しい金融サービスの顧客となったのですが、ドイツの銀行は、昔ながらの市場に固執したままで、起業家的柔道は、つねに市場志向であり市場追随であのですが、スタートは技術からであってよいのです。

盛田昭夫は、第2次大戦後の荒廃から十分立ち直っていない日本から、トランジスタのライセンスを得るために、アメリカに飛び、彼は、真空管の重さと壊れやすさのために当時の技術がニーズに応えきれていない市場、つまりポータブルラジオの市場に目をつけ、あまり金はないが音質にやかましくない若者の市場、しかもそれまでの技術では対応できない市場に目をつけたのです。

同じように、アメリカの長距離通話割引業者は、AT&Tから直接割引を受けるほどの通話量はないが、毎月かなりの長距離通話料を払っている企業を顧客とし、それらの中規模ユーザー市場で相当のシェアを得たあと、大ロユーザーと小ロユーザーを顧客にしていったのです。

時代の変化、市場の変化を見落しているのも、大手企業とか中堅企業よりも、生業店とか、生業の規模の小さい企業の方が見落として、淘汰される事例を良く見かけ、現在の日本の外食産業と麺専門店ビジネスの市場に起きている大きな変化も、生業店の人たちのほとんどは理解出来ていないので、新規開業したうどん蕎麦、ラーメン店の40%以上は1年以内に閉店しているのです。

◆差別化

起業家的柔道の戦略を使うには、業界とメーカー、取引先、商慣習、とくに間違った商慣習、彼らの経営政策の分析からスタートし、しかる後に、市場を調べ、この戦略に対する抵抗が最も小さく、最も成功しそうな分野を探すのですが、もちろん起業家的柔道にも、真のイノベーションが必要であり、同じ製品やサービスを安い価格で提供するだけでは十分でなく、既存のものとの差別化が必要であるのです。

ROLMは、AT&Tと競争して企業用電話交換機を開発していたとき、いくつかの機能を加え、それは、発明でもハイテクでもなかったのですが、ROLMは、AT&Tと違い、マーケティングに力を入れたのです。

同じように、シティバンクはファミリエンバンクを設立したとき、トラベラーズチェックや税務相談など、ドイツの銀行とは違う新しいサービスを加え、新規参人者は、すでに地位を確立しているリーダー企業と同じものを、安い価格や優れたサービスで提供するだけでは十分でなく、差別化が必要であり、総力戦や創造的模倣と同じように、起業家的柔道もトップの地位を目指し、やがては支配を狙うのですが、起業家的柔道は、それまでのトップ企業と正面切って競争することはなく、少なくとも、トップ企業が挑戦を気にしたり、脅威とみなしたりする分野では競争せず、起業家的柔道もまた、「弱みを攻撃する」のです。

現在では、既に大企業の方がドラッカー・マネッジメント等も深く理解し、過去と同じような轍を踏まないようにしているので、われわれ中小企業は余計にシッカリ学ばないと、大企業に伍して、生きて行くことが出来ず、ビジネスはますます、複雑な、変化の早い時代になり、われわれは更に学び続けることが重要になっているので、今回の起業家的柔道戦略でも、裏の裏をかくような、更に複雑な戦略が必要な時代になっているのと合せて、イノベーションの基本的な7つの機会の理解と活用は、重要になってきます。

画像は、昨日のうどん学校の生徒さんの盛り付けで、ワタリガニを使ったもりつけで、当初思ったより、面白い食材です。

今回の盛り付けより、次回の盛り付けの面白いアイデアが出来ました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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