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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「イノベーションの定期点検、イノベーションの業績評価、起業家精神のための組織構造、既存のものからの分離」

私の年に一度の誕生日で、スタッフを始め、多くの人たちから盛大に祝って戴きました。

本日のテーマは「本質的な問題解決」です。

昨日は私の年に一度の誕生日で、スタッフを始め、多くの人たちから盛大に祝って戴きました。

朝、会社に到着すると、スタッフ全員で出迎えてくれ、高級なマッサージチェアのプレゼント、昼食には尾頭付きの大きな鯛の塩焼き、食堂ではスイカが準備されていたり、細かいところにもたいへんな気遣いをして貰い、今年の誕生日も例年以上の素晴らしい誕生日になりました。

丁度、昨日は金沢からの30年ぶりのお客さまも来社されていて、30年ぶりの会社の変化とスタッフからの誕生日プレゼントに驚いていたのです。

このような誕生日プレゼントを貰うたびに、もっと何とかしなくてはと、強い責任感が芽生え、同時に、私は幸せで、恵まれていることを実感する次第です。

このようなスタッフたちからの気遣いは、お金に変えられるものではないので、忙しい日々の仕事の合間を縫い、こんな細かいことまで準備してくれていた細やかな気遣いには、よくもここまで考えてくれていたのかと感激するのです。

同じように、私は家庭でも誕生日のお祝いをして貰い、家族全員14名が揃い、毎月のように誕生日会をしているのですが、どうしても身内の方は当たり前の行事になり、こんなに感激のある誕生日のお祝いにはならないのです。

私のモチベーションが高まるような、誕生日のお祝いをしてくれたスタッフたちの努力と気遣いには、本当に感謝です。

そして、何ごとを行なうにも、徹底的に相手のことを考え抜いて実行するのと、そうでないのとでは、受ける方の感激がまったく異なり、何ごとにもマンネリ化させないことの大切さを理解させられたのでした。

われわれは日々、当たり前のように歩いているのですが、この歩き方により、身体全体の調子を狂わせていることがあるのです。

私が通っている接骨院のインストラクターは、身体の細かい以上を見抜くのが非常に得意で、私の歩き方の欠点を見抜いていたのです。

そして、注意を受けた通り、熱心に歩き方を変えたので、一部分はかなり補正されて筋肉がついてきていたのです。

ところが、直角に交差した部分の筋肉はまだ十分についてなくて、その部分の筋肉量を増すような歩き方を教えてくれたのです。

今までも意識して歩いていたつもりだったのですが、まだ足りない部分の筋肉を増すには、もっと激しい歩き方が必要であることが分かったのです。

具体的に言えば、両足の親指で、地面を掴むようなイメージで、大きい歩幅で歩き続けることなのです。

毎日、8千歩以上、約80分間以上は歩いているのですが、そのうちの4分の1以上の時間をもっと大股で、大きい歩幅で、地面に親指を立てるようなイメージで歩き続けることなのです。

これを意識しながら20分以上も歩き続けると、今ごろの時期は、すぐに汗が噴き出すのです。

私が通っている接骨院のポリシーは、それぞれの患者の身体の問題点を見つけ、それを修正するための運動方法を教えて、修正しているのです。

だから、運動することにより、自然に筋肉が付き、その筋肉が身体の問題点を修正してくれるのです。

だから、薬に頼ったりする方法ではなく、自分自身の身体を自分で鍛えることにより、治癒していく方法なので、たいへん自然な、無理のない治療方法なのです。

この接骨院に通いながら分かったことは、私も長い間で身体に悪い癖がつき、その癖が健康に悪い影響を及ぼしていたのでした。

このようなことは、私だけに起きていることではなく、誰でも起きることであり、このように優れたガイド役がいれば、誰でも同じように修正することが出来るのです。

私もこの接骨院に通うようになったきっかけは、当社のスタッフのお母さんがどんなにあちこちの医者に行っても治らなかったのが、この治療院で完全に治ったのでした。

当然、医者では注射を打ったり、薬を貰ったりしていたはずですが、問題を起こしている原因を絶たないので、単なる応急手当のようなものなのです。

このように本当の問題を見つけ、対症療法ではなく、根本から修復することが非常に大切なのです。

麺専門店が抱えている問題点も同じことなのです。

上手くいっていない店舗は、ほぼ同じような問題点を抱えているのです。

そして、それらの問題点に対して、本質的な解決策を講じないと、本当の問題解決にはなっていないのです。

私が通っている接骨院での治療のように、筋肉を強化するような治療方法しか、有効でないことを理解し、問題解決には、本人の努力も欠かせないのです。

本日も当社の価値感を掲げ続けます。

1. 顧客に深くフオーカスし、絶えざる奮闘精神で、価値ある奮闘を長期にわたって続ける(顧客との深いコミュニケーション)
2. 自己批判(内省、フィードバック、自己とのコミュニケーション)
3. オープンな姿勢と進取の精神(アライアンス、イノベーション)
4. 効率の追求(利益、コスト)

丁度1年前の昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

イノベーションの定期点検

第2に、イノベーションにかかわる活動全体について、定期的に点検していく必要があり、起業家的たるためには、数年ごとに、自らのイノベーションをまとめて評価しなければならず、「どのイノベーションに力を入れ、推進すべきか」、「どのイノベーションが新しい機会をもたらすか」、逆に「どのイノベーションが期待どおりに進んでいないか」「それらのイノベーションはどうすべきか、諦めるべきか。期限付きでさらに努力すべきか。ただし、いかなる期待のもとにか」を考えなければならないのです。

ある大手医薬品メーカーでは、年に1度、トップ・マネジメント自身が、イノべーションにかかわる活動をすべて点検し、あらゆる新薬開発プロジェクトについて、「望ましい方向に、望ましい形で進んでいるか」「製品ラインに加えられそうか。それともわが社の市場に合わず、他社にライセンスを売ったほうがよいか、あるいはまったく諦めたほうがよいか」を検討し、新薬の開発以外の分野、たとえばマーケティングに関するイノベーションについても点検し、さらには、競争相手のイノベーションについても点検していて、このメーカーが、開発研究費やその他のイノベーションにかけている費用は、他社並みですが、その実績は群を抜いているのです。

◆イノベーションの業績評価

第3に、起業家的たるためには、イノベーションの成果全体を、企業全体のイノベーションにかかわる目標や市場における地位、さらには企業全体の業績との関係において、評価する必要があり、トップ・マネジメントは、たとえば5年ごとに、主な部門に対し、「この5年間、わが社を変えるようないかなる貢献を行ったか。これからの5年間、どのような貢献を行うつもりか」を問わなければならないのですが、そもそもイノベーションの成果は定量化でさないのではないか、いかにすればできるかという問題はあり、事実、イノベーションの重要度は、簡単には測定できず、あるいは厳密には測定しようとすべきでない場合もあるのです。

たとえば、やがて癌の治療につながるかもしれない発見と、明日にでも患者が週3回の病院通いをしなくてもすむようになる医薬品の開発の、いずれが重要かは、明らかにしきれない、あるいは、「重要な取引先を失わないための新しいサービスと、数年後には非常に大きくなるかもしれない市場においてトップの地位を与えてくれる新製品の、いずれが重要か」も同様で、このようなとき、必要なことは測定ではなく判断であり、判断といっても恣意ではなく、主観でさえなく、たとえ定量化はできなくとも、判断はできるので、判断ができれば、単なる主観や推測ではなく、知識にもとづいた合目的的な行動は可能となるのです。

既存企業にとって、とくに重要な意味をもつ問いは、「イノベーションにおいてリーダーシップをとっているか」であり、あるいは、「少なくともリーダーシップを維持しているか」であり、リーダーシップは、必ずしも規模の大きさとは一致せず、リーダーとして受け入れられること、基準の設定者として認められることであり、他に従わされるのではなく、他の先頭に立つことであり、この問題こそ、既存企業の起業家精神にかかわる最も重要な判断基準であるのです。

5起業家精神のための組織構造

前述の経営政策と具体的な方策が揃って、はじめてイノベーションと起業家精神は可能となり、イノベーションと起業家精神に対する障害を除去し軽減することができ、イノベーションと起業家精神のための正しい姿勢をもたらし、適切な手段を手にすることができるのですが、イノベーションを行うのは人間であり、人間は組織のなかで働くので、既存企業がイノベーションを行うためには、そこに働く人間の1人ひとりが起業家となることのできる組織構造をもつ必要があり、起業家精神を中心として、もろもろの関係を構築する必要があり、さらには報酬、報奨、人事制度を、優れた起業家精神に十分報いるものにする必要があり、それらのものが、起業家精神を阻害するようであってはならないのです。

◆既存のものからの分離

新しい起業家的な事業は、既存の事業から分離して組織しなければならないのは鉄則で、起業家的な事業を既存の組織に行わせるならば、失敗は目に見えていて、このことは、とくに大企業についていえるのですが、中堅企業や小企業についてもいえるのです。

その理由の1つは、既存の事業は、それに責任をもつ人たちの時間とエネルギーを奪うからであり、既存の事業には、それだけの価値があり、新しい事業は、既存の事業と比べるならば、さして期待のもてないつまらないものに見え、しかも、悪戦苦闘するイノベーションを養ってくれるものは、既存の事業であり、今日の危機に対しては、今日、対処しなければならず、既存の事業に責任をもつ人たちは、新しい起業家的な事業、イノベーションにかかわる活動を、すべて手遅れになるほど先延ばしにしてしまうのです。

われわれは、すでに30年、40年も前から、既存の事業を担当する人たちは、それらの事業の拡大、修正、調整しかできないことを知っているので、新しい事業は、別の人たちに担当させなければならないのです。

画像は、昨日の誕生日のお祝いの風景で、当社の玄関でのマッサージチェアのプレゼントで、工場長の橋本さんがフォークリフトで運んでくれたのです。

また、尾頭付きの鯛他、さまざまなプレゼントを戴きました。

素晴らしい誕生日の思い出になりました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

Picture of 藤井 薫(ロッキー藤井)

藤井 薫(ロッキー藤井)

株式会社大和製作所、株式会社讃匠 代表取締役。
令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。

1948年5月、香川県坂出市生まれ。国立高松工業高等専門学校機械工学科卒業。川崎重工株式会社に入社し、航空機事業部機体設計課に配属。その後、独立し、1975年に大和製作所を創業。

過去48年以上にわたり、麺ビジネスを一筋に研究し麺ビジネスの最前線で繁盛店を指導。麺専門店の繁盛法則について全国各地で公演を行う。小型製麺機はベストセラーとなり、業界トップシェアを誇る。
「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として「カンブリア宮殿」「ありえへん∞世界」「スーパーJチャンネル」等、人気TV番組に出演するほか、メディアにも多数取り上げられる。
また、2000年4月にうどん学校、2004年1月にラーメン学校とそば学校を開校し、校長に就任。

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