
失敗しないための明確な「開業スケジュール」が重要です
開業準備は、ただ単に「店を開くのに必要なものを揃えればいい」ということではありません
開業準備の期間は、大切なお店を、あなたの戦略に沿って稼働させるための作戦タイムです。基礎を固め、手順を大切にしながら設計していかなければ、後で取り返しのつかないことになってしまう事もあります。例えば、お店のレイアウトひとつで、いくら頑張っても利益が出せなくなってしまうことは、実はよくある失敗事例のひとつなのです。
一般的な開業スケジュール
以下のようなスケジュールが理想です。よくいきなりメニューを決めて勝負するという方がいらっしゃいますが、しっかりとコンセプト、ターゲット、事前の準備をしてから開業しなければ、採算が成り立たない事が多く、大切な人生の時間とお金をロスしてしまいます。
新規開業の失敗事例 ~ 準備を誤り上手くいかない例 ~
新規開業に失敗した事例をいくつかご紹介いたします。
- 不動産屋の情報を元に、
先に物件を決めて開業 - 駅前で人通りが多いと思ったにもかかわらず、
駐車場が取れない立地だったため集客ができない!
- 費用や条件を考慮し、
郊外の小さな店舗で開業 - 本当はセルフサービス店を経営したかったにが、セルフなら最低でも50席以上の席数がなければ採算がとりにくく実現不可能に!
- 初期費用を抑えるため
居抜き物件で開業 - テーブル席ばかりの回転率が悪いレイアウトで
席数に対して入店できる客数が少なく
利益が上がらない!
- 老若男女すべてを
ターゲットにして開業 - お客様が明確でなく、お店の方向性も定まらない結果、店舗も商品もサービスも、全てが中途半端になってしまった!
- 若い男性をターゲット
にした商品で開業 - あとから調べた結果、昼間は高齢者が多い立地
だった。周辺顧客のニーズに合わない商品により、集客できず!
- 開業時に大々的に
広告を打って告知 - 慣れていないのに沢山の来店!慌てて盛り付けや味の商品力が落ちた状態で提供し、ブログにアップされ悪い口コミが広がってしまった!
次は「麺専門店における麺」
-
ラーメン店開業のために特化した情報をお届けします。
-
- ラーメン店開業TOP
- 開業までの流れ
- 資金調達
- 店作り・物件
-
- 麺専門店における「麺」
- お店の経営・運営
- よくある質問